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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:CloverField0e0756b2.jpeg
監督:マット・リーブス


FDT(フェイクドキュメントタッチ)を採用した個人視点映像作品。
全編をホームビデオで撮影した体裁を取っており、アイデア一発勝負といった感じである。
尚、冒頭で「合衆国 国防総省 デジタル記録 暗号名 クローバーフィールド 回収地点 かつてー”セントラルパーク”と呼ばれた公園のーUS447地区」という表示があり、かなりの大破壊があったことを暗示している。(ハッタリとしては充分である)

物語は・・・
弟のロブの昇進&日本への栄転サプライズパーティーを企画した兄のジェイソン、その様子を撮影するハッド。メッセージの録画が進む中で、ロブとリズの恋愛問題が発覚し、ジェイソンは熱くリズとの関係修復を勧める(ハッドはベラベラ広めますw)。
そのとき、振動と共に停電が起こり、パーティ会場は軽いパニックに見舞われる。TVの臨時ニュースは、マンハッタンの異変を報じ、状況を知るために屋上へ昇った仲間の目の前でビルが爆発し炎塊が降り注ぐ。訳も分らないまま外へ飛び出した群集の前に、自由の女神の首が飛んできたのだった・・・。

この映画、公開前のプロモーションに凝ったことでも有名で、観客の劇場へ入るまでの期待感はMAXだったと思われる。制作のJ・Jエイブラムスは仕掛け人として優秀で、怪獣映画に冷たかったハリウッド成金を上手く口説き落として興行も成功させた。
さて、肝心の中身だが、個人視点でありながら、インパクトのあるシーンを意図的に挿入することで、謎の侵略のムードを演出している。
普通の一般市民にすぎない登場人物は、無名俳優を揃え、突然の凶事に翻弄される恐怖を描いている。
ただ、侵略SFならばUFOや異星人も出すはずなので、怪物(怪獣)による力押しの破壊が前面に押し出されていることから、単に何処からとも無く誕生した怪獣と小型生物の大暴れに見舞われたというのが正解だろう。
映画外の情報ソースやキャンペーンでは、怪獣親子説や小型の寄生生物、人間への感染説etc・・・が推察されているが、エイブラムスプロデュースの漫画版である程度の答えは提示されている。

正直、監督は誰でもよく、エイブラムスが作り上げた作品とも言えるが、彼は大の日本贔屓でロブの栄転先が日本だったり、パーティ会場に寿司やサケがあったり、ゴジラへのオマージュもしている。(EDR曲を制作したジアッチーノもゴジラのファンだそうで、
私のような世代には嬉しい伊福部音楽を髣髴とさせる
興行先も、怪獣映画に好意的な日本をマーケティングターゲットとしており、ノベライズ版のカバー裏に怪獣の全体図(日本刊行版のみ)、漫画化にも協力している。*wiki参考

2の制作の話は、出たり引っ込んだりと忙しいが、私個人の意見としては別に制作しなくてもいいんじゃないの、と思う。今となっては、エイブラムスも、それほど本気で活動している訳でも無いようだしw


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