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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:18a0621a.jpegGRIZZLY PARK
監督:トム・スカル




面白い映画である。
熊さん映画には、幾度と無く煮え湯を飲まされた私だが、性懲りも無く買ってしまう。理由は、海産物パニックより陸上最強で出会う確立も0では無い生き物だから・・・。

物語は・・・
クマに纏わる神話のような絵本アニメーション(これが良く出来てる)から始まります。逃亡中の連続殺人犯ブッチは、社会奉仕活動の若者を迎えに行く途中の係員を斬殺し、まんまと摩り替わる。そのまま、真面目に軽犯罪を犯した若者たちを乗せ、一路パークの山小屋へ・・・。(BGMは森の熊さん)
グリズリーパークの管理人兼引率者のボブは、態度の悪い若者たちと天然娘に渋い顔をしながらも、動物への対処法や狼避けの罠のこと、絶対に自然を侮るな、と訓示しながらゴミ拾いの道のりを進みます。
パークは山火事の影響で今日から閉鎖と聞いたブッチは、管理員のマイクを殺し、山腹の小屋で潜伏しながら次の餌食たちが来るのを待つ事に・・・。
若者たちは視聴者にサービスしたり、スカンクの一発を喰らったりしながら、小屋を目指します。
その夜、惜しげもなく現れたグリズリーに、ブッチはあっさりと餌食にされます。
定番通りにグループから抜け出した2人組が罠に掛かったり、シャワーシーンがあったり、熊の着ぐるみを持参してくるバカがいたり、と楽しく物語は進み、ボブ隊員はグリズリーの存在に気づき森の中を追跡するのだった・・・

と、いうわけでグリズリーが襲ってくるパニック映画なわけですが、軽犯罪どころか結構なワルガキ揃いなので同情の余地なく、安心してグリズリーの襲撃をお楽しみ頂けます
肝心のグリズリーが少し小さいので迫力に欠ける面はありますが、着ぐるみの出来は良く、本物と上手に撮り分けてあるので、ガッカリするほどでは無いかと。
特殊効果は、お世辞にも上手とは言えませんが、終盤のラッシュで『ガオーッ』の後グリズリーが映り込まないカットで、砕けた顔、千切れ飛ぶ首、胴体切断etc・・・と、悪くないゴアシーンを連続で観せてくれます。
これで中盤のグッタリ感も払拭し、我慢して観続けておいて良かったとホッとするでしょう。
熊の虐殺シーン以外に何を期待して、この映画を観るというのか、という不満も最後で解消されるというものです。

脚本に捻りは無く、カメラワーク、カット割も普通、ゴアは高めですが終盤に集中しすぎ、恐怖感は全体を通してゼロ。
王道のモンスター映画だからこそ出来るラスト、この手の映画マニアほど効果的に不意を突かれるので、ラストには合格点をあげたいですねw(私、大笑いでした)


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