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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:Død snø2c28bc91.jpeg
監督:トミー・ウィルコラ
ネタバレしてます

ゾンビ映画としては珍しいノルウェー産である。
触れ込みはコメディ・ゾンビ・ホラー。
国のイメージ的にサーモンしか浮かばないが、雪は本作の設定と合致するw

物語は・・・
とりあえず夜に女性が一人襲われます。そこから二枚目、真面目、頭悪そうな2人で男4人のドライブシーン。会話の内容から「サラ」が一山越えて合流するとか言ってます・・・。今度は女3人のドライブシーン、負けずに頭悪そうです。笑えないジョークを絡めながら友人の山小屋に到着した一行。遊び倒して夜になると、突然「コーヒー一杯もらえるかな?」とおっさんが訪問してきます。失礼にも程があるが、しかも不味いとか言い放ち、勝手にビールを飲みだす始末。誰も歓迎して無いのにオックスフィールドのナチ侵攻の昔話を始めます。ハルツォック(聞き取りなので違うかも)大佐率いる隊が住民を虐待し、金品を略奪していたが、3000人の住人たちの逆襲に遭い、金品を持って大佐と部下は山に逃げ込んだ、という話。話し終えるとコーヒーカップに吸殻を投げ入れ、軽口を飛ばす若造に脅しをかけます。とんでもなく無礼なおっさんですが、「ご馳走さん」と礼だけは残すとようやく立ち去ります。とりあえずストーリーの説明はしたので、おっさんはこの後すぐにゾンビに殺されますw
さて、本当に医学生かお前らというレベルの若者たちの一人がおっさんの死体を見つけたり、血に眩暈を起こしたり、床下から金品の入った木箱を見つけたりします。本当に頭悪いらしく品性の欠片も無い連中で、下ネタ飛ばしたり、便所でFUCK!(汚ねぇな、指;)。
そうこうしている内に女の子が一人行方不明になり、ゾンビも襲ってきたので迎撃したりバリケードを築いたりと大騒ぎ。ここで、ようやくデブが死に(パッケージの目玉に指のシーンね)、雪洞に落ちた男もゾンビの巣を見つけ襲われます。
山小屋組もマヌケなゾンビ陽動作戦で女の子2人を下山させる作戦に出ますが、途中でナチゾンビと遭遇(何故か真新しい雪山迷彩服装備)。
男の方はゾンビにタックルされ崖下へ落ちますが、もう一匹のゾンビ腸をロープ代わりにぶら~ん(ここ笑うとこ?)。
雪山迷彩ゾンビに襲われた女の子は、腸を貪られ死を覚悟したのか、ナチゾンビの手榴弾を奪い自爆(M24と思われるが、よく使い方を知ってたな*)。
さて、ここで悪の権化ハルツォック大佐と部下が登場。色々と装備品が新しいのが気になりますが、非常に統制の取れた部隊行動を指揮してくれます。
逃げ延びたもう一人の女の子も、崖に追い詰められ覚悟したのか、雪を揺らせてゾンビを道連れに崖下へ・・・。
山小屋防戦組のバカ男2人も、見事なまぬけっぷりを披露してくれますが、チェーンソーとハンマーで武装して反撃開始!
一方、腸でぶら~ん状態を脱した男も、傷口にガムテープを巻き、スノーバイクを武装して反撃です。

急に覚醒した男3人のゾンビ無双(ようやくゴアらしいゴアが)で、ゾンビ兵士たちを撃退・・・したかに思えましたが、バイク男はゾンビ兵に五体バラバラにされ、代わりに崖下から復活した女の子も合流しますが、すぐ息絶えます。
残った2人は「ゾンビに噛まれたら、あいつらと同じゾンビになる;;」「お前の爺さんユダヤ人だろ、ナチが仲間にするわけないさ」とか、脱力満載の会話の後で、噛まれた腕を切り落とす(大学で習った切断術がチェーンソーで使えるわけないだろ)。死ぬ気で切り落とした腕を着火止血したのに、下から生えたナチゾンビに股間を噛まれます(ここも笑うとこなんだろうなぁ)。
さて、ここで三度ハルツォック大佐が登場、「奴の腸をえぐりだしてやる!」と燃える2人だったが・・・「甦れ~っ」の号令で出るわ出るわ雪の下から無数のゾンビ兵w(初めてワロタ)
逃げる途中で、また腸が木の枝に刺さり、びろ~ん、と死亡(本当、腸ネタ好きだな、この監督)
残った一人は、必死で山小屋の焼け跡から木箱を掘り出し、ナチゾンビの追撃を振り切ると車の場所へ到着。
半泣きでキーを弄ると、ポケットからコインがポロリ・・・・・・「・・・やばい・・・・・・」 END

笑えません
コメディ要素もありますが、センスが悪いのか、私と合わないのか、「甦れ~」しか笑えませんでした。
ゾンビの造形は及第点で、大佐の顔もナチの士官服とマッチしてキャラは立ってます。
ゴアも悪くは無いのですが、いかんせん撮り方が悪いのか、全体的に軽い。
そのせいで、全く恐怖感が無く、グロやゴアも嫌悪感が無い。
この監督からは、コメディにもゾンビにもゴアにも、本気が感じられない・・・。
感想としては、全ての面で中途半端としか言いようがないですね。

それでも同じ、ナチ、ゾンビを使った「ナチスゾンビ吸血機甲師団」と比べればマシというレベル。
普通の人には面白いかもしれない、監督もコアなファンよりライト層を狙って制作した気がするしね。

*余談ですが、女の子が自爆に使ったと思われるドイツ製手榴弾「M24」ですが、殺傷能力は高く半径10m前後なら殺傷圏内という良兵器。ただ、使い方にクセがあり、アメリカ製のようにピンを抜けば爆発するというタイプではないので、朦朧とした意識でよく使えたなぁ、と。その辺のシーンは割愛してあったので、彼女の覚悟の自爆へ敬意を表してヤボは言わぬが華ですね。
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