B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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ロブ・ゾンビ版、ハロウィンの2作目。
ネタバレ回避のため前作のレビューでは触れなかったが、2を観る人は1も観ているだろう、と勝手に解釈して前作のおさらいを少し・・・
ラスト手前でマイケルがローリーに無言(これがダメだろ)で、兄妹とアピールするシーンがあるのだが、当然の如くローリーには通じていなかった。
と、いうわけでラストで射殺されたはずのマイケルの復活や如何に?
物語は・・・
精神病院でのマイケル少年とママの面接シーンからスタート、白い馬の夢はどんな伏線になるのか?
事件直後、ローリーは精神と外傷のショック状態、ルーミス博士は重症、マイケルは死亡と判断される。ところが、マイケルを移送していた車が”牛”に衝突、運転手は死に、同僚は甦ったマイケルに首を切り落とされる。すると、マイケルの眼前に白いドレスを着たママと白馬が・・・
病院に現れたマイケルは、看護士や患者を惨殺しながらローリーを追い詰め、斧を振り下ろす・・・
夢でした(約13分に渡る)。
1年後・・・ローリーは悪夢に襲われ続け、カウンセリングを受けてます。最近になって更に酷くなってきているとのこと。でも、バイト先のスタンド・カフェでは、パンクな老店長と元気な友達に囲まれて、どうにか元気にやっているようですが。
一方、ルーミス博士は、講演会&マイケル本(タイトル:悪魔がそばに/10月31日発売予定)で一躍時の人になったせいか、担当編集者や記者に対しても、かなり傲慢なキャラになってます。(死 ん だ ん だw)
そのマイケルですが、ママの霊か幻覚が見えているようで、もうすぐハロウィンだからみんなを連れて来るように、と命じられます。
自分の土地に迷い込んだ流れ者として、マイケルは制裁を受けますが、ラバーマスクを装着して皆殺し。ついでに車に積んであった犬でお食事です。
どうやらマイケル(少年時代と現在)とママ、ローリーは霊的(家族の絆?イヤナキズナダナ)に結ばれているようです。
また一方、調子に乗りまくりのルーミス博士は、マイヤーズ家前で本の宣伝インタビューをするぐらい超傲慢に成長しております。(どうしてこうなったw)
マイケルは、ローリーの元へ向かう途中で、ハロウィンまで後1日あるので、ちょこちょこ寄り道しながら、死体の数を順調に増やしてます。(特にクソ女の惨殺シーンは暴力性ありすぎ)
10月31日ハロウィン当日、ルーミス博士の本が出版され、サイン&握手会は遺族も乱入して大盛況(*)。そして、ついに彼女はルーミスの本で、自分が養女であり、マイケルが実の兄だと知ってしまう・・・
本作は、オカルト要素が追加されており、随所で少年時代のマイケルや母親のデボラが登場します。ローリー(エンジェル・マイヤーズ)も幻覚や夢で彼らと接触するシーンがあり、全編を通して割り込みがあります。このお陰で、中だるみしがちなスラッシャー映画も、唐突なカットインが潤滑油になり、最後まで飽きずに観られる牽引車の役割も果たしています。
また、暴力描写やゴアシーンは1より遥かにパワーアップしており、納得のR18+w
原作を重視して、大幅な改編は行わず、幼少期のマイケルを描写した前作と違い、本作は完全にオリジナルの別物です。
とにかく殺し方がエグい、執拗に刃物を突き立てたり、壁に打ち据えたり、もうこのねちっこさがロブ・ゾンビ映画の真骨頂ですね。観ていて「痛っ!」と感じる映画も出尽くしたと思ってましたが、まだまだあるものだな、と感心してしまいましたよ。
ロブ・ゾンビのスラッシャー映画に掛ける情熱と愛で、映画としても一級品であり、コアなスラッシャーマニアも大満足の良作でした。
*サイン会に来た男が言っている「ダーマー」「バンディ」とは、17人の若者を殺したミルウォーキーの食人鬼ジェフリー・ダーマー、30人を越える女性を強姦致死させたシリアル・キラーの元祖テッド・バンディ(シリアル・キラーという呼び名は彼のために生まれた)。
ネタバレ回避のため前作のレビューでは触れなかったが、2を観る人は1も観ているだろう、と勝手に解釈して前作のおさらいを少し・・・
ラスト手前でマイケルがローリーに無言(これがダメだろ)で、兄妹とアピールするシーンがあるのだが、当然の如くローリーには通じていなかった。
と、いうわけでラストで射殺されたはずのマイケルの復活や如何に?
物語は・・・
精神病院でのマイケル少年とママの面接シーンからスタート、白い馬の夢はどんな伏線になるのか?
事件直後、ローリーは精神と外傷のショック状態、ルーミス博士は重症、マイケルは死亡と判断される。ところが、マイケルを移送していた車が”牛”に衝突、運転手は死に、同僚は甦ったマイケルに首を切り落とされる。すると、マイケルの眼前に白いドレスを着たママと白馬が・・・
病院に現れたマイケルは、看護士や患者を惨殺しながらローリーを追い詰め、斧を振り下ろす・・・
夢でした(約13分に渡る)。
1年後・・・ローリーは悪夢に襲われ続け、カウンセリングを受けてます。最近になって更に酷くなってきているとのこと。でも、バイト先のスタンド・カフェでは、パンクな老店長と元気な友達に囲まれて、どうにか元気にやっているようですが。
一方、ルーミス博士は、講演会&マイケル本(タイトル:悪魔がそばに/10月31日発売予定)で一躍時の人になったせいか、担当編集者や記者に対しても、かなり傲慢なキャラになってます。(死 ん だ ん だw)
そのマイケルですが、ママの霊か幻覚が見えているようで、もうすぐハロウィンだからみんなを連れて来るように、と命じられます。
自分の土地に迷い込んだ流れ者として、マイケルは制裁を受けますが、ラバーマスクを装着して皆殺し。ついでに車に積んであった犬でお食事です。
どうやらマイケル(少年時代と現在)とママ、ローリーは霊的(家族の絆?イヤナキズナダナ)に結ばれているようです。
また一方、調子に乗りまくりのルーミス博士は、マイヤーズ家前で本の宣伝インタビューをするぐらい超傲慢に成長しております。(どうしてこうなったw)
マイケルは、ローリーの元へ向かう途中で、ハロウィンまで後1日あるので、ちょこちょこ寄り道しながら、死体の数を順調に増やしてます。(特にクソ女の惨殺シーンは暴力性ありすぎ)
10月31日ハロウィン当日、ルーミス博士の本が出版され、サイン&握手会は遺族も乱入して大盛況(*)。そして、ついに彼女はルーミスの本で、自分が養女であり、マイケルが実の兄だと知ってしまう・・・
本作は、オカルト要素が追加されており、随所で少年時代のマイケルや母親のデボラが登場します。ローリー(エンジェル・マイヤーズ)も幻覚や夢で彼らと接触するシーンがあり、全編を通して割り込みがあります。このお陰で、中だるみしがちなスラッシャー映画も、唐突なカットインが潤滑油になり、最後まで飽きずに観られる牽引車の役割も果たしています。
また、暴力描写やゴアシーンは1より遥かにパワーアップしており、納得のR18+w
原作を重視して、大幅な改編は行わず、幼少期のマイケルを描写した前作と違い、本作は完全にオリジナルの別物です。
とにかく殺し方がエグい、執拗に刃物を突き立てたり、壁に打ち据えたり、もうこのねちっこさがロブ・ゾンビ映画の真骨頂ですね。観ていて「痛っ!」と感じる映画も出尽くしたと思ってましたが、まだまだあるものだな、と感心してしまいましたよ。
ロブ・ゾンビのスラッシャー映画に掛ける情熱と愛で、映画としても一級品であり、コアなスラッシャーマニアも大満足の良作でした。
*サイン会に来た男が言っている「ダーマー」「バンディ」とは、17人の若者を殺したミルウォーキーの食人鬼ジェフリー・ダーマー、30人を越える女性を強姦致死させたシリアル・キラーの元祖テッド・バンディ(シリアル・キラーという呼び名は彼のために生まれた)。
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