B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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ロメロ翁の「ゾンビ-Dawn of the Dead-」のヒットを継起に、雨後のタケノコ状態になったB級映画界(低予算組)。
それに便乗しつつ、まだ明確なゾンビ像が掴めていない黎明期に出た怪作。
日本では「ゾンビドローム」というゾンビ+ビデオドロームみたいな、投げやりな邦題で小規模公開された。
物語は・・・
原子力発電所の放射能漏れを報じるTV。局長から取材を命じられた信念の男、TVクルーのジャンは、カメラマンを従えて空港へ。そこへ未確認の空軍輸送機が強行着陸してくる。公安警察に包囲された軍用機から現れたのは、放射能漏れの究明に従事していたハーゲンバック教授だった。
隊長をナイフで刺殺した教授の後ろから、顔の腐った男たちが溢れ出し、公安警察隊をナイフや銃器で虐殺する。
銃弾を浴びても死なず、血をすする男たちに怯えたジャンはカメラマンと車で逃走する。ダンスショーを中断させて、臨時ニュースを流したジャンだったが、途中で局長に止められ、肝心なことは言えずじまい。局長は、国防省から報道規制があったと言うが、報道の正義を信じるジャンは、怒りの余り辞職してしまう。
妻の安否を気遣うジャンだったが、軍にも召集が掛かり、事態は加速度的に危機を増していた。
一方、のんきにセクシーダンス
ショーを放送していたスタジオでは、いつのまにかゾンビが侵入。踊り子やスタッフを惨殺し、ジャンも襲われるが、かろうじて危機を脱する。
軍の緊急会議で運び込まれた死体は人間であり、原子力研究所のドナヒューによると高濃度の放射能に汚染されており
再生力も高く、分りやすく言うと 「母ちゃん、見てる~?」 「サービス、サービス♪」 強い放射能で超人化した、という。
おまけに軽症でも感染する。
放射能で赤血球が破壊されているので血を飲み、頭部を破壊すれば死ぬ。とりあえず身内の心配が優先な皆さんは、少佐は愛人、大将は娘、ジャンは医者の嫁、と逃げるように連絡しますが、ことごとく失敗。ゾンビ軍団は発電所を破壊、病院は満員御礼の大忙しでジャンは嫁を連れ出すことができません。そうこうしている内に当然ながら病院ではゾンビが大量発生。今度はナースさんでサービスシーンです。ついに戒厳令が布かれ、大将の娘夫婦、少佐の愛人は殺され、ジャン夫婦は車がガス欠になりガソリンスタンドに寄りますが、やっぱり襲われます。
軍は空軍基地を全滅され、航空戦力を失い、愛人の元へ向かった少佐はゾンビ化していた愛人を射殺。
逃亡を続けるジャン夫妻は、遊園地でゾンビと攻防を繰り返しますが、ジェットコースターの架線上でヘリが救助のロープを!ロープに掴まった夫婦でしたが、嫁がパニくってロープを離し落下・・・・・・夢でした。
と、いうわけで「終わりが無いのが終わり・・・これがナイトメアシティ・レクイエムだぁぁぁ」。
いや、まぁ、タイトルがナイメアだしね、夢オチでもいいんですけど。
顔と手だけメイクしたゾンビとか、走るわ、武器を使うわ、知恵はあるわ、不死身だわ、の完璧超人ゾンビ。
放射能って凄いなぁ、そういえばチェルノブも超人になってたし、無限の可能性があるエネルギーだね、うん。
映画としては、多少のもたもた感はあるものの、視聴に耐えられないレベルじゃなく、サービスシーンも多く、ゴアも低技術ながら適度にあり、当時レンタルした時は割と普通に観れた気がする。
今回、観直してみると、ゾンビの設定にしても、放射能についても、いい加減な知識で作られているのが鼻に付くぐらいで、まぁ許せる。ラストも、こんな映画だし、これもアリでいいんじゃないかな~、と。
*監督は、かなりの低脳ですが、喰人シリーズで一応その筋では有名人。ただ、自分が最初に撮った作品より「食人族」のが有名になったんで、「食人帝国」や「人喰族」を発表して、皆をゲンナリさせた人。
*私はビデオで観たので「ナイトメア・シティ」がしっくりくるんですが、他に「吸血魔の街」という邦題もありまして、これはLDスルーの際に付けられたもの。不死者をゾンビと呼ぶのなら、これもゾンビだよなぁ。死んで生き返ったわけじゃない一次汚染者が大多数な気がするけど。ちなみにゾンビと認定すれば、恐らく最強の称号を得る事は間違いない。
*「チェルノブ」とは、1988年にデータイーストが発表したアーケードゲームで、原子力発電所の事故で超能力を身につけた炭鉱夫チェルノブが悪の組織と戦うという・・・シャレの分らん世間から非難を浴びたゲームである。ゲーム自体は、後退できない横スクロールゲーで、当時の私は全面クリアーできるほど、やりこんだのだが、諸般の事情からか早々にゲーセンから消えた。今でもBGMを口ずさむと、タイトルのソ連の国旗が眼に浮かぶ。詳しく知りたい人はここwiki
それに便乗しつつ、まだ明確なゾンビ像が掴めていない黎明期に出た怪作。
日本では「ゾンビドローム」というゾンビ+ビデオドロームみたいな、投げやりな邦題で小規模公開された。
物語は・・・
原子力発電所の放射能漏れを報じるTV。局長から取材を命じられた信念の男、TVクルーのジャンは、カメラマンを従えて空港へ。そこへ未確認の空軍輸送機が強行着陸してくる。公安警察に包囲された軍用機から現れたのは、放射能漏れの究明に従事していたハーゲンバック教授だった。
隊長をナイフで刺殺した教授の後ろから、顔の腐った男たちが溢れ出し、公安警察隊をナイフや銃器で虐殺する。
銃弾を浴びても死なず、血をすする男たちに怯えたジャンはカメラマンと車で逃走する。ダンスショーを中断させて、臨時ニュースを流したジャンだったが、途中で局長に止められ、肝心なことは言えずじまい。局長は、国防省から報道規制があったと言うが、報道の正義を信じるジャンは、怒りの余り辞職してしまう。
妻の安否を気遣うジャンだったが、軍にも召集が掛かり、事態は加速度的に危機を増していた。
一方、のんきにセクシーダンス
ショーを放送していたスタジオでは、いつのまにかゾンビが侵入。踊り子やスタッフを惨殺し、ジャンも襲われるが、かろうじて危機を脱する。
軍の緊急会議で運び込まれた死体は人間であり、原子力研究所のドナヒューによると高濃度の放射能に汚染されており
再生力も高く、分りやすく言うと 「母ちゃん、見てる~?」 「サービス、サービス♪」 強い放射能で超人化した、という。
おまけに軽症でも感染する。
放射能で赤血球が破壊されているので血を飲み、頭部を破壊すれば死ぬ。とりあえず身内の心配が優先な皆さんは、少佐は愛人、大将は娘、ジャンは医者の嫁、と逃げるように連絡しますが、ことごとく失敗。ゾンビ軍団は発電所を破壊、病院は満員御礼の大忙しでジャンは嫁を連れ出すことができません。そうこうしている内に当然ながら病院ではゾンビが大量発生。今度はナースさんでサービスシーンです。ついに戒厳令が布かれ、大将の娘夫婦、少佐の愛人は殺され、ジャン夫婦は車がガス欠になりガソリンスタンドに寄りますが、やっぱり襲われます。
軍は空軍基地を全滅され、航空戦力を失い、愛人の元へ向かった少佐はゾンビ化していた愛人を射殺。
逃亡を続けるジャン夫妻は、遊園地でゾンビと攻防を繰り返しますが、ジェットコースターの架線上でヘリが救助のロープを!ロープに掴まった夫婦でしたが、嫁がパニくってロープを離し落下・・・・・・夢でした。
と、いうわけで「終わりが無いのが終わり・・・これがナイトメアシティ・レクイエムだぁぁぁ」。
いや、まぁ、タイトルがナイメアだしね、夢オチでもいいんですけど。
顔と手だけメイクしたゾンビとか、走るわ、武器を使うわ、知恵はあるわ、不死身だわ、の完璧超人ゾンビ。
放射能って凄いなぁ、そういえばチェルノブも超人になってたし、無限の可能性があるエネルギーだね、うん。
映画としては、多少のもたもた感はあるものの、視聴に耐えられないレベルじゃなく、サービスシーンも多く、ゴアも低技術ながら適度にあり、当時レンタルした時は割と普通に観れた気がする。
今回、観直してみると、ゾンビの設定にしても、放射能についても、いい加減な知識で作られているのが鼻に付くぐらいで、まぁ許せる。ラストも、こんな映画だし、これもアリでいいんじゃないかな~、と。
*監督は、かなりの低脳ですが、喰人シリーズで一応その筋では有名人。ただ、自分が最初に撮った作品より「食人族」のが有名になったんで、「食人帝国」や「人喰族」を発表して、皆をゲンナリさせた人。
*私はビデオで観たので「ナイトメア・シティ」がしっくりくるんですが、他に「吸血魔の街」という邦題もありまして、これはLDスルーの際に付けられたもの。不死者をゾンビと呼ぶのなら、これもゾンビだよなぁ。死んで生き返ったわけじゃない一次汚染者が大多数な気がするけど。ちなみにゾンビと認定すれば、恐らく最強の称号を得る事は間違いない。
*「チェルノブ」とは、1988年にデータイーストが発表したアーケードゲームで、原子力発電所の事故で超能力を身につけた炭鉱夫チェルノブが悪の組織と戦うという・・・シャレの分らん世間から非難を浴びたゲームである。ゲーム自体は、後退できない横スクロールゲーで、当時の私は全面クリアーできるほど、やりこんだのだが、諸般の事情からか早々にゲーセンから消えた。今でもBGMを口ずさむと、タイトルのソ連の国旗が眼に浮かぶ。詳しく知りたい人はここwiki
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