忍者ブログ
B級映画って言うなw 再見して語る映画館
[101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95]  [94]  [93]  [92]  [91
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

原題:9af24558.jpeg
監督:ジョン・カーペンター




この映画、購入した時に確かに観たはずなんですが・・・1シーンも覚えてないんですよね。
ジョンのファンを自負しておきながら、そんなことがあるのか、と。
う~ん、今回のレビューで再見して原因が分るかな・・・。

物語は・・・
西暦2176年 火星・・・テラフォーミング達成度84%、移民人口64万人。社会、女家長制。地球の法律を火星警察が執行・・・。”最近、火星では、ある噂が流れていた。辺境の地から集落へ町から街へ・・・長い間埋もれていた何かが姿を現したという噂だ。その正体不明の何かは、南部の谷を移動し、通り過ぎた後には静寂と死だけが残った”

火星の荒涼とした大地を走る自動運転の列車・・・後部車両で発見された唯一の生存者、メラニー・バラード警部補。彼女は囚人護送班の副隊長を務め、シャイニングキャニオンから囚人を護送する任務を担っていた。

先週の金曜日、囚人護送班は激しい砂嵐の中、南の尾根を移動していた。彼女らは宝石運搬中のヤンキー号に同乗させてもらい、シャイニングキャニオンを目指していたのだ。迎える囚人は”砂漠野郎のジェームズ・ウィリアムズ(ジェームズ”デゾレーション”ウィリアムズ)は、過去に3回も正当防衛で無罪放免になっていた男だが、今回はバラバラ殺人の山を作り、警官3人を病院送りにしたと隊長はいう。シャイニングキャニオンに到着した護送班5人は、まるで墓場のように静まり返った町に違和感を感じる。隊長と新人2人は遊技場を調べに、メラニーとジェリコは刑務所へ手続きに向かった。刑務所にも人はおらず、監視カメラにはウィリアムズと思われる人物が一人映っているだけだった。とりあえず隊長の判断を仰ぐべく町を歩いていると、電圧がオーバーロードしたらしい建物を発見。念のために2人は中を調べるが、あるのは無数の刃物が付いた有刺鉄線と腕。腕は2人が見ている前で、何かに切断され、危険を感じて外へ出る。外では新人のデスカンソと鉢合わせし、彼は遊技場は地獄です、と震える声で報告した。
遊技場には無数の人間が首を切られて逆さ吊りになっており、ここにも針金と無数の刃物があった。
ウィリアムズも、鉄道員6名と警備係を殺害した上に首を斬り吊るした容疑で、逮捕されていたのだ。
業務日誌を調べたメラニーは、昨夜60ノットの突風が吹いたため炭鉱の作業が中止された、と。デスカンソが監獄の鍵を解除し中に入ると、囚人2人が「6時間もトイレも食事も無しだった」と文句を言う。囚人は、アクーシェ、ジマーマ、ベンチュレ、そして昨夜自分から飛び込んできたウィットロック博士、ドラッカン炭鉱で暴動が起きたため気球で脱出したという。ウィリアムズは、黒人のタフガイ風の男。
鉄の扉の向うから音がするので、全員で警戒して扉を開けると、挙動がおかしい通信係の女が出てきた。
外の装甲車では銃を持った男が「来るな、ドアを開けるな、あっちへ行け」と言い残して首を切って自殺した。

警察署に戻ると、ウィリアムズがバシラを人質に解放を求めていた。メラニーは殴られ、ウィリアムズはショットガンを持って病院へ逃走。病院内に入ったメラニーは、正気を失った患者に襲われ、ウィリアムズと協力して撃退する。ウィリアムズを連れて署に戻ったメラニーは、殺人をしていないことは信じ、金券を盗んだ容疑で投獄した。一方、隊長を探しに言ったデスカンソは、狂人のような女が無数の生首が並ぶ場所で、持っていた生首を差し込むのを見る。近づいて確認すると、それは隊長の生首だった。更に丘の向うの炭鉱では、異様な風体の集団が、雄叫びを上げながら首を切り落としていた。
ウィットロック博士を締め上げると、どうやら火星にいた何かを人間が目覚めさせてしまった、という。デスカンソが倉庫で見つけた3人によると、炭鉱の労働者がおかしくなって走り回り、人の首を切り落としている、と。3人は炭鉱から盗みをしようと見張っていたが、赤い嵐が来たので、一旦隠れ、戻ってみると炭鉱夫たちが倒れていた。やがて起き上がった彼らは、皮膚に鉄の棒を刺し、歯を削り、武器を作り、変化の無い人間を殺し、顔の皮を剥ぎマスク代わりにした、と・・・・・・

あぁ、よく分った。これ面白く無いから、何も覚えてないわけだ。
一応、今回も最後まで観たけれど、全然ダメ。
デスメタルバンドみたいな奴らが人間を殺しまくるだけ、の映画。SFの必然性も無いし、女家長制度とか、精神生命体とか言われても、使い古された古典SFの悪い見本みたいな焼き直しで全くノレない。
囚人の護送についても、役者がカスなので全然カタルシスが無い。
スネークやナポレオンとまでは言わないが、もっとましな見せ方があるだろ。
エスケープ・フロム・LA」で、ジョンは終った、とファンにまで言われている理由を、辛いけど理解した。「光る眼」も「透明人間(レビューする気もしない)」も2流以下だったしね。
好きだからこそ、哀しいね。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/04 離脱ラバ]
[03/18 つぶ]
[05/17 backlink service]
[05/09 れおん]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
崖っぷちのボレロ
性別:
非公開
趣味:
B級映画の収拾
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]