B級映画って言うなw
再見して語る映画館
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
脚本ダン・オバノン、造形H・R・ギーガー、この2人が参加したからこそ、今のリドリー・スコット監督がある、というのは少々言いすぎか。
異常に凝り性なリドリー・スコット監督だからこそ、低予算ながら見事なセットも組めたしね。
「In Space,No One Can Hear you scream (宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない)」
何故、クトゥルフ関連タグに分類されているかというと、故ダン・オバノン氏はラヴ・クラフトの宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)にインスパイアされて脚本を執筆した。エイリアンのような宇宙規模の生命体からすれば人類など微々たるものにすぎない。
H・R・ギーガーは、ラヴ・クラフト本の函絵を描いていることでも有名で、ギーガー自身もエイリアンのイメージを決定する過程でラヴ・クラフトにインスパイアされたと語っている。(ネクロノミコンも3枚描いている)
物語は・・・
2000万tの鉱石を積み地球へ帰港中の宇宙貨物船ノストロモ号。コールドスリープから目覚めた乗員は、食堂室でくつろいでいたが、マザー・コンピューターからの呼び出しを受ける。発信者不明の信号を傍受したマザーが航路を変更し、乗員をコールドスリープから目覚めさせたのだった。”知的生物からと思われる信号は調査すること”という規約に則り、ノストロモ号は発信源の惑星にシャトルを降下させる。
そこには巨大な宇宙船があり、中には化石化した異星人と青いベールの下に卵のような物体が無数に並んでいた。宇宙服のヘッドライトで動き始めた生物は、卵の上部を開きケインのヘルメットを突き破り顔に張り付いた。リプリーの制止も聞かず運び込まれたケインは、透視装置で検査し、生物の間接を切り離そうとしたが、強酸性の体液が噴出し、医療ブロックの床を侵食、更に下へと腐食させていった。手が出せないまま見守っていたクルーだったが、怪生物(フェイス・ハガー)はケインから離れ死んでいた。嘘のように回復したケインは、皆と食事を楽しむが、急に苦しみ出し、胸から細長く牙のある生物が飛び出す(チェスト・バスター)。すばやく姿を消した怪生物の探索を行うクルーたちだったが、本当の恐怖はこれからだった・・・
好きな人は何十回も観ているだろうし、そうじゃない人もTVかビデオで一度は観ているはずの古典SFの名作(古典と呼ぶ日が来たか)。ディレクターズ・カット版も持っているが、今回観なおしている内にレビューを忘れて見入ってしまった。現在でも充分に通用するレベルの高い作品で、当時を思えば奇跡のような完成度である。
設定、脚本、美術、造形、照明、カメラワーク、カット割、俳優の好演、緊張感、恐怖、と全てが高い水準で融合しているので古臭さなど微塵も感じない。
時代を超えて語り継がれていくSF映画の傑作と断言しよう。
*2以降は・・・・・・困ったもんだね。1の焼き直し、クィーンの登場、どんどん超人化するリプリー、毎度おなじみアンドロイド・・・予算はA級になったというのに、作品のレベルは反比例して下がるとか。
それだけ、この第一作に全てが揃っていたということの証明でしょうかね。後のシリーズは、1作目のどこかを膨らませたシーンばかりだものね、馬鹿な予算掛けて。
異常に凝り性なリドリー・スコット監督だからこそ、低予算ながら見事なセットも組めたしね。
「In Space,No One Can Hear you scream (宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない)」
何故、クトゥルフ関連タグに分類されているかというと、故ダン・オバノン氏はラヴ・クラフトの宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)にインスパイアされて脚本を執筆した。エイリアンのような宇宙規模の生命体からすれば人類など微々たるものにすぎない。
H・R・ギーガーは、ラヴ・クラフト本の函絵を描いていることでも有名で、ギーガー自身もエイリアンのイメージを決定する過程でラヴ・クラフトにインスパイアされたと語っている。(ネクロノミコンも3枚描いている)
物語は・・・
2000万tの鉱石を積み地球へ帰港中の宇宙貨物船ノストロモ号。コールドスリープから目覚めた乗員は、食堂室でくつろいでいたが、マザー・コンピューターからの呼び出しを受ける。発信者不明の信号を傍受したマザーが航路を変更し、乗員をコールドスリープから目覚めさせたのだった。”知的生物からと思われる信号は調査すること”という規約に則り、ノストロモ号は発信源の惑星にシャトルを降下させる。
そこには巨大な宇宙船があり、中には化石化した異星人と青いベールの下に卵のような物体が無数に並んでいた。宇宙服のヘッドライトで動き始めた生物は、卵の上部を開きケインのヘルメットを突き破り顔に張り付いた。リプリーの制止も聞かず運び込まれたケインは、透視装置で検査し、生物の間接を切り離そうとしたが、強酸性の体液が噴出し、医療ブロックの床を侵食、更に下へと腐食させていった。手が出せないまま見守っていたクルーだったが、怪生物(フェイス・ハガー)はケインから離れ死んでいた。嘘のように回復したケインは、皆と食事を楽しむが、急に苦しみ出し、胸から細長く牙のある生物が飛び出す(チェスト・バスター)。すばやく姿を消した怪生物の探索を行うクルーたちだったが、本当の恐怖はこれからだった・・・
好きな人は何十回も観ているだろうし、そうじゃない人もTVかビデオで一度は観ているはずの古典SFの名作(古典と呼ぶ日が来たか)。ディレクターズ・カット版も持っているが、今回観なおしている内にレビューを忘れて見入ってしまった。現在でも充分に通用するレベルの高い作品で、当時を思えば奇跡のような完成度である。
設定、脚本、美術、造形、照明、カメラワーク、カット割、俳優の好演、緊張感、恐怖、と全てが高い水準で融合しているので古臭さなど微塵も感じない。
時代を超えて語り継がれていくSF映画の傑作と断言しよう。
*2以降は・・・・・・困ったもんだね。1の焼き直し、クィーンの登場、どんどん超人化するリプリー、毎度おなじみアンドロイド・・・予算はA級になったというのに、作品のレベルは反比例して下がるとか。
それだけ、この第一作に全てが揃っていたということの証明でしょうかね。後のシリーズは、1作目のどこかを膨らませたシーンばかりだものね、馬鹿な予算掛けて。
PR
この記事にコメントする