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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:Zombies! Zombies! Zombies!3e249d1a.jpeg
監督:ジェイソン・マシュー・マーフィー
ラストまでネタバレしてます




え~と、「ゾンビストリッパーズ」の翌年に制作されたパチモンです。
本家が馬鹿馬鹿しいアイデアながら、充分に娯楽作として楽しめるのに対して、こちらはダメな方向に逃げた脱力満載の映画となっております。

物語は・・・
ニューメキシコ州ダルシー、ロメロ・スケート場(おい)。練習を終えて出てきたコーチと女がゾンビに襲われます。何故かコーチは、薄く光るゾンビを「遺伝子工学で作られたスーパー・ソルジャーだ」と断言します。コーチはあっさり噛まれ、自称アイスプリンセスはスケート靴でゾンビを撃退、ゾンビになったコーチが「うがー」・・・TVでした。
割と凝ったOPから、舞台はガンの悪影響を破壊するのではなく生き返らせる研究をやっている博士とルーカスというヤク中。依存症を治す薬で依存症になってるカスですが、博士が席を外している間に薬を勝手に混ぜます。おまけにネズミに驚いて大声を上げたので、博士の手元が狂って更に薬は怪しくなります。どう見てもヤバそうな薬ですが、ルーカスはさっさと持ち帰りやがります。

ストリップ小屋の面々は(トップレスですが)仕事終わりに、どうでもいい地味な苦労話をしながらファミレスへ。そこで、リップサービスの商売女と口論をしてる内にポン引きのジョニーが登場。居合わせたルーカスに借金の督促を始めましたが、金の代わりに例の薬を取り上げます。外で女を殴ったジョニーを見かけたストリップ小屋の従業員が仲裁に入り険悪なムードに、そのとき薬を飲んだ女の様子が変わり2人ほど噛み殺します。とりあえずストリップ小屋に逃げ込みますが、店員の男が歯形を付けられます(本当に噛み千切られたとかじゃなく歯型)。その頃、あちらこちらでゾンビに襲われて、数は順調に増えてます(久しぶりに影絵で襲われるシーン見た)。小屋の中ではゾンビだとか、妊娠してる女が吐いたり、携帯で警察に電話したりしますが、特に変化なし。外でバカが噛まれたくらい。堪え性の無いジョニーが文句ばっかり言ってる内に、さっき電話した警察が到着。状況を把握していない割に堂々とゾンビを押しのけて小屋へ入りますが、すぐ後ろから襲われて死にます。とりあえず警官が持ってきたショットガンは手に入りました(弾あるのかね?)。また、どうでもいい話の後で、ルーカスから取り上げた薬の話になると、急にそれが原因だから研究所へ行こう、となります。何故か男女ペアであっさりと車に辿りつき出発。一匹轢きそこねて車の下にへばりついてましたが、2人は博士を問い詰めます。全く意味の分らない説明で、何か悪い細胞を殺す薬とかいうのを注射器1本だけゲット。博士は、さっきへばりついてきた女ゾンビに噛み殺されました。何とか女ゾンビはヤリのようなもので後頭部から貫通で倒しましたが、腹にさっきの注射器が刺さってしまい全部注入されました(・・・え~)。
小屋に残留した組は、ネコを助けに行った女が頭を噛まれたので銃殺され、非常時にHをしようとしたバカップルの男がゾンビに襲われヤりそこねた怒りをぶつけますが、噛まれた上にゾンビと重ねて銃殺。
研究所から戻ってきたペアは、何故かチェーンソーを2台持っていたので、それで無双を開始。小屋へ戻ろうとしますが、そのドタバタで妊婦が死亡。ゾンビもなだれ込んで来て一気に数が減りますが、注射器男を噛んだ女ゾンビが「ひでぶ」と爆死(何故?)→
336d3645.jpga2fe8a9c.jpg
こうして人間液体爆弾と化した男は、ゾンビに噛ませては爆裂、噛ませては爆裂、と頑張りますが貧血で倒れます(当然)。残った女二人はカウンターに昇りポールを武器にカンフー紛いの活躍(でもショボい)。男は3人の女を救うため、最後の力を振り絞ってゾンビの群れに倒れこみ、腐れCGで残りのゾンビも全部爆裂。晴れやかに外へ出た3人の女は、笑顔で軽口を叩きながら立ち去ります・・・END


はっきり言おう、予告編のトレーラーが一番良く出来ている、と。
言いたいことは山ほどあるが、とりあえずストリッパー関係ねぇよ
薬の効き方が違いすぎてるだろ、ゾンビは速いのか遅いのかハッキリしろ、博士は説明できないような意味不明の研究を止めろ、それと薬の調合がめちゃくちゃなのに気づけ、とりあえず吐くシーンばかりリアルにするな、お前らの銃弾はダムダム弾か!炸裂弾なのか!どこから弾丸は湧いてきたんだ、注射器が刺さったことぐらい気づけ、そして全部皮下注射して普通に会話するな、危機感を持て無駄話で緊張感ゼロだよ、いかにも伏線があるような会話しておいてあっさり死ぬな回収しろ、薬飲んで爆発するってどんな劇薬だよ、命懸けで助けてもらって何事も無かったように去るな・・・

ふぅ、言いたいことの半分ぐらいは吐き出せたぜ。
カメラワーク、造形、ゴア、CG、脚本、演技、全部3流。
インディーズの方が、まだマシな映画を撮るぞ。
ついでのつもりでレビューしたが、改めてこんなに酷い映画だったとは思わなかった、観るの辛かったよ。
前に観たはずなのに、何も記憶に残ってなかった理由が良く判ったわ。
一応、貼るけど、俺のDVDを犬に投げて遊びたい気分だから、買わない方がいい、絶対。

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