B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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くたばれ!クリスマスキャンペーン第2弾!!(だから、もう終った)
主演にWCW・WWEで世界ヘビー級王者2冠に輝いたプロレスラー!
”超人類”こと、ビル・ゴールドマンを迎えて、世界中のクリスマスを叩き潰す!!(来年、お願いします)
「WHO'S NEXT?」
「You're Next!(次は、お前だ!)」
物語は・・・
ホームパーティーで盛り上がる?金持ち一家(と犬)・・・そこへ、煙突を降下し、暖炉を破壊して現れたのはクリスマスのシンボル”サンタクロース!”。
颯爽と真っ赤な帽子を脱ぎ捨てると、犬を天井へ蹴り上げ、テーブルを前転して、金満一家の主人の両手をナイフとフォークで串刺し!一睨みで気絶した女は喉を串刺し!呷った酒でキャンドルファイヤー!軟弱男は蹴り一発でKO!プディングボールで窒息死!テーブルの脚で脳天直撃!逃げる女にはツリーの星手裏剣!最後に主人の口にターキーレッグを押し込んでテーブルに叩きつけて殺戮完了!!
そう、彼は1000年前に神の使いに破れ、”サンタクロース”として不本意な任に就かされた悪魔”サタンクロース”だった。ついに1000年の約束の時は終わり、思う存分これまでの鬱憤を晴らすべく、ヘルタウンのクリスマスイヴに舞い降りた。
飲食店でバイトをするニッキーは、おじいちゃんの影響でクリスマス嫌い。今日もイヴだというのに、気の利いた接客言葉も出てこない。
客の老害ばあさんは、しかめっつらで家へと車を走らせる。すると、その後ろからワイルドなトナカイに引かせたソリを操るサタンクロースが!ばあさんの車を正に一蹴すると、HOHOHOと高笑い。
バイトを終えたニッキーとマリーは、店長に世界時計のプレゼントを貰い、車で帰宅。ニッキーの家は飾りつけも無いどころか、厳重に戸締りをして、地下室の研究所兼避難所に篭っていた。おじいちゃんは、ちょっと困った発明家だが、1000年前の伝説を家宝の書物で知っていた。「悪魔が処女エリカに懐胎させたサタンは、毎年12月25日に殺人を繰り返し”虐殺の日”と恐れられていた。人々は12月25日をキリストの降誕祭とし、神に祈りを捧げた。」
その頃、サタンクロースは、クリスマス飴を舐めながら小銭を集めていた。その背後から上前を掠めようとしたチンピラを打撃と関節技で極め、飴を突き刺してボコると放り投げていた。
クリスマスを口実に寄付金集めで小金を手にした悪徳神父。早速、如何わしい酒場に繰り出すが、そこへサタンクロースも到着。ガードマンをリーフで首吊りにし、骨もへし折り瞬殺。ホステスに強引なキスをし、店員たちを虐殺して大暴れ!半裸の踊り子が逃げ隠れする中、店に火を放って悠々とソリへ。外のトナカイは、駐車係を美味しく頂いてました。
一方、せっかく遊びに来てくれたマリーとケンカ別れしたニッキー。書物の続きを読むと「老人の姿をした御使いとカーリングで賭けをしたサンタは、負けた代償に1000年間を楽しく過ごすことになった・・・」その1000年目が今年と知ったニッキーだったが、チャットで馬鹿にされ不貞寝してしまう。
12月25日クリスマス当日・・・ハレルヤの歌声も高らかにソリで爆走するサタンクロース。子供達へのプレゼントは爆弾。昨夜の店での惨劇も生々しく、女の子たちも全員が焼死。
ニッキーのバイト先へ現れたサタンクロースは、休みだというのにドアを破壊し無理やり店内に乱入。店長の護符も効果は薄く、アイスクリームを食べながら移動。店が襲われたことを知ったニッキーは、店長の臨終に間に合いサンタクロースが実在することを知る。
警察署長にサンタクロースの実在を告げ、グリニッジ時間で午後7時になれば終るはず、と言うが相手にされない。警官たちは、サタンクロースの事件発生の点を繋ぐとツリーやサンタに見えると冗談交じりに話すが、その直後に警察署を急襲したサタンクロースによって署は皆殺しに遭い全滅。
車で迎えにきたマリーにも説明するが、当然ながら信じてもらえない。ところが、何故かサタンクロースはニッキーたちを追撃に現れる。どうにか銃で撃退したものの、まるでダメージは無い。
家に帰るとおじいちゃんに二人で説明するが、時間まで後3時間と少しある。折り悪く合唱隊が家の前に来てしまい、逃げるように言うため飛び出す2人。しかし、サタンクロースが現れ、合唱隊を皆殺しにすると、家に侵入される。サタンクロースの狙いは、ニッキーの家の書物だった。
ついにサタンクロースと対峙するおじいちゃん。「ちゃんと世界中の子供達を幸せにしたか?私と約束した通り」と言うおじいちゃん。悪態を吐きながら、それに応じたサタンクロースは、ソリでおじいちゃんを轢殺。ギリギリでおじいちゃんが用意していたスノーモービルで2人は脱出するが、サタンクロースのソリは空を飛び追いかけてくる。おまけにプレゼント爆弾で空爆してくるわ、ソリにジェットエンジンは付いてるわ、で必至の追いかけっこは遂にクリスマス祭の会場へ・・・。
ツリーを燃やし、サンタを跳ね飛ばし、例の悪徳神父サンタを乗せて「どうだ!大したもんだろう!」と笑うサタンクロース。
「みんなにクリスマスの恐怖を味合わせてやってるんだ!文句あるかっ!」
クリスマスが終るまで後58分・・・。いつのまにかカバンに入っていたおじいちゃんのプレゼント「クルミ割り人形」(日用品こそ最高の贈り物)。サタンクロースは上着を脱ぎ捨て、武装すると2人を追って焼却炉の煙突から学校内に侵入。
パワフルに追いかけてくるサンタに、逃げ惑うしか手が無い二人。
とうとう口から火炎弾まで吐き始めたサンタ相手では、もうどうしようもないので時間切れまで隠れようとするが、何処に居てもサンタが追ってくる・・・。
ついに2人は、校内のスケートリンクに逃げ込み、孤独になったニッキーとマリーはキスを交わす・・・が。
「クリスマスは恋の季節だな!やたらめったらカップルが増えてかなわん!」
色々と代弁してくれるサタンクロースに、もうメロメロな私ですが、それはともかくソリから氷上車に乗り換えたサタンクロースは2人を押しつぶしに掛かります。
ペンライトの目くらましも大した効果はなく、2人は絶体絶命の状況に・・・。
そのとき、氷上車の動きを止めたのは、伝説のカーリングボール。おじいちゃんは天使でしたが、人間に惚れて永遠の命を捨てたのでした。
サタンクロースは、ニッキーが出したサンタさんへの手紙の住所を読んで、ヘルタウンに来たのだった。ニールソン家の最後の生き残りになるニッキーを見逃す気はない、と叫ぶサンタ。
1000年前の賭け勝負と同じ方法で、サタンクロースに「2度と人を殺さず、クリスマスを永遠に楽しい日にすること」という条件で挑むサタンと天使。
但し、今度は先行がおじいちゃん。負ければ地獄の穴に落とされ永遠の苦しみを受けることになる。
ピンポイントで成功したおじいちゃんだったが、サタンクロースはカーリングをせずにおじいちゃんを穴へ投げ込んでしまう。
クリスマスの時間切れも、北極の時間は任意で決められるから、俺が終らせない限り時間切れは無い、と博学なセリフを言い放つ。 勝利を確信して口から火炎弾を吐くサンタに、おじいちゃんからのプレゼント「超クルミ割り人形砲」で迎え撃つニッキー。砲弾は火炎弾を弾き飛ばし、サンタは胸に傷を負い倒れる。おじいちゃんも穴の淵に引っ掛かっていたところを救助。
おじいちゃんは、ニッキーの祖母と恋に落ち、天使から人間になったのだった。傷は負ったものの、まだ元気なサンタは、寝ぼけた神父サンタをハンマーで一撃して逃走。
弱っている今がチャンスだ、とニッキーとマリーに後を託して、おじいちゃんは光と消える。
ニッキーの案で、口笛でトナカイを誘き寄せ、ハンター達と一斉射撃。トドメにバズーカ砲も発射して、トナカイはソリもろとも爆散・・・。だが、落下して星条旗に刺さっていたのは、悪徳神父サンタだった。全ての元凶は神父サンタということにして、ニッキーはサンタとの再戦を誓い、マリーとキスを交わす・・・。
その頃、ソリを失ったサタン・・・いや、シャターンはボルネオ経由の飛行機で北極行きの搭乗券を出していた・・・・・・ END
実にふざけた映画ですが、だが、それがいい!
「サンタが来るわ」という言葉が、これほど戦慄の響きを持つとはw
とにかくパワフルに、プロレスラーらしく多彩な肉弾戦も披露してくれたビル・ゴールドマンあっての映画でした。
力押しで襲ってくるサンタというのも、これはこれで怖いものがあり、クリスマスにサンタに撲殺されたとかシャレになりませんね。
スラッシャーですが、全体のテンションは明るく派手、それなりに脚本にも工夫があり、黒い笑いが好きな方には最高の作品です。
完璧にキリスト教信者を冒涜しているのに、キリスト教圏で上映されるとか、すごい時代になったもんだ。
*北極点の時間・・・サンタがノルウェーではなく、北極に生息しているというのが伏線です。実は、北極に時間の概念は無く、いわゆる太陽時間が存在しないため、GMT(グリニッジ標準時)が適用できないのです。とはいえ、各国の観測基地の人たちは、自国の時間+αで生活しているそうで、理論上は極点に時間の概念は無いので好きにしてOKという結論になります。こんな映画で勉強になるとはw。
*他の作品でもそうですが、輸入版で鑑賞していると、日本語字幕が無いので、私の意訳の部分もかなり出てきます。配給会社によっては、全く違う訳し方をしてたりして、安物の作品だといいかげんな扱いになるのな、と少し哀しくなったり・・・。A級予算の作品なら、こんな扱いは受けないんですけどね、そこもB級予算の悲しさでしょうか。
*関係ない話・・・クリスマス嫌いですが、子供もいますので、一応は世間並みのイベントはやってます。そのうち、作中のガキみたいにプレゼントに生意気な文句言うようになるんだろうなw
主演にWCW・WWEで世界ヘビー級王者2冠に輝いたプロレスラー!
”超人類”こと、ビル・ゴールドマンを迎えて、世界中のクリスマスを叩き潰す!!(来年、お願いします)
「WHO'S NEXT?」
「You're Next!(次は、お前だ!)」
物語は・・・
ホームパーティーで盛り上がる?金持ち一家(と犬)・・・そこへ、煙突を降下し、暖炉を破壊して現れたのはクリスマスのシンボル”サンタクロース!”。
颯爽と真っ赤な帽子を脱ぎ捨てると、犬を天井へ蹴り上げ、テーブルを前転して、金満一家の主人の両手をナイフとフォークで串刺し!一睨みで気絶した女は喉を串刺し!呷った酒でキャンドルファイヤー!軟弱男は蹴り一発でKO!プディングボールで窒息死!テーブルの脚で脳天直撃!逃げる女にはツリーの星手裏剣!最後に主人の口にターキーレッグを押し込んでテーブルに叩きつけて殺戮完了!!
そう、彼は1000年前に神の使いに破れ、”サンタクロース”として不本意な任に就かされた悪魔”サタンクロース”だった。ついに1000年の約束の時は終わり、思う存分これまでの鬱憤を晴らすべく、ヘルタウンのクリスマスイヴに舞い降りた。
飲食店でバイトをするニッキーは、おじいちゃんの影響でクリスマス嫌い。今日もイヴだというのに、気の利いた接客言葉も出てこない。
客の老害ばあさんは、しかめっつらで家へと車を走らせる。すると、その後ろからワイルドなトナカイに引かせたソリを操るサタンクロースが!ばあさんの車を正に一蹴すると、HOHOHOと高笑い。
バイトを終えたニッキーとマリーは、店長に世界時計のプレゼントを貰い、車で帰宅。ニッキーの家は飾りつけも無いどころか、厳重に戸締りをして、地下室の研究所兼避難所に篭っていた。おじいちゃんは、ちょっと困った発明家だが、1000年前の伝説を家宝の書物で知っていた。「悪魔が処女エリカに懐胎させたサタンは、毎年12月25日に殺人を繰り返し”虐殺の日”と恐れられていた。人々は12月25日をキリストの降誕祭とし、神に祈りを捧げた。」
その頃、サタンクロースは、クリスマス飴を舐めながら小銭を集めていた。その背後から上前を掠めようとしたチンピラを打撃と関節技で極め、飴を突き刺してボコると放り投げていた。
クリスマスを口実に寄付金集めで小金を手にした悪徳神父。早速、如何わしい酒場に繰り出すが、そこへサタンクロースも到着。ガードマンをリーフで首吊りにし、骨もへし折り瞬殺。ホステスに強引なキスをし、店員たちを虐殺して大暴れ!半裸の踊り子が逃げ隠れする中、店に火を放って悠々とソリへ。外のトナカイは、駐車係を美味しく頂いてました。
一方、せっかく遊びに来てくれたマリーとケンカ別れしたニッキー。書物の続きを読むと「老人の姿をした御使いとカーリングで賭けをしたサンタは、負けた代償に1000年間を楽しく過ごすことになった・・・」その1000年目が今年と知ったニッキーだったが、チャットで馬鹿にされ不貞寝してしまう。
12月25日クリスマス当日・・・ハレルヤの歌声も高らかにソリで爆走するサタンクロース。子供達へのプレゼントは爆弾。昨夜の店での惨劇も生々しく、女の子たちも全員が焼死。
ニッキーのバイト先へ現れたサタンクロースは、休みだというのにドアを破壊し無理やり店内に乱入。店長の護符も効果は薄く、アイスクリームを食べながら移動。店が襲われたことを知ったニッキーは、店長の臨終に間に合いサンタクロースが実在することを知る。
警察署長にサンタクロースの実在を告げ、グリニッジ時間で午後7時になれば終るはず、と言うが相手にされない。警官たちは、サタンクロースの事件発生の点を繋ぐとツリーやサンタに見えると冗談交じりに話すが、その直後に警察署を急襲したサタンクロースによって署は皆殺しに遭い全滅。
車で迎えにきたマリーにも説明するが、当然ながら信じてもらえない。ところが、何故かサタンクロースはニッキーたちを追撃に現れる。どうにか銃で撃退したものの、まるでダメージは無い。
家に帰るとおじいちゃんに二人で説明するが、時間まで後3時間と少しある。折り悪く合唱隊が家の前に来てしまい、逃げるように言うため飛び出す2人。しかし、サタンクロースが現れ、合唱隊を皆殺しにすると、家に侵入される。サタンクロースの狙いは、ニッキーの家の書物だった。
ついにサタンクロースと対峙するおじいちゃん。「ちゃんと世界中の子供達を幸せにしたか?私と約束した通り」と言うおじいちゃん。悪態を吐きながら、それに応じたサタンクロースは、ソリでおじいちゃんを轢殺。ギリギリでおじいちゃんが用意していたスノーモービルで2人は脱出するが、サタンクロースのソリは空を飛び追いかけてくる。おまけにプレゼント爆弾で空爆してくるわ、ソリにジェットエンジンは付いてるわ、で必至の追いかけっこは遂にクリスマス祭の会場へ・・・。
ツリーを燃やし、サンタを跳ね飛ばし、例の悪徳神父サンタを乗せて「どうだ!大したもんだろう!」と笑うサタンクロース。
「みんなにクリスマスの恐怖を味合わせてやってるんだ!文句あるかっ!」
クリスマスが終るまで後58分・・・。いつのまにかカバンに入っていたおじいちゃんのプレゼント「クルミ割り人形」(日用品こそ最高の贈り物)。サタンクロースは上着を脱ぎ捨て、武装すると2人を追って焼却炉の煙突から学校内に侵入。
パワフルに追いかけてくるサンタに、逃げ惑うしか手が無い二人。
とうとう口から火炎弾まで吐き始めたサンタ相手では、もうどうしようもないので時間切れまで隠れようとするが、何処に居てもサンタが追ってくる・・・。
ついに2人は、校内のスケートリンクに逃げ込み、孤独になったニッキーとマリーはキスを交わす・・・が。
「クリスマスは恋の季節だな!やたらめったらカップルが増えてかなわん!」
色々と代弁してくれるサタンクロースに、もうメロメロな私ですが、それはともかくソリから氷上車に乗り換えたサタンクロースは2人を押しつぶしに掛かります。
ペンライトの目くらましも大した効果はなく、2人は絶体絶命の状況に・・・。
そのとき、氷上車の動きを止めたのは、伝説のカーリングボール。おじいちゃんは天使でしたが、人間に惚れて永遠の命を捨てたのでした。
サタンクロースは、ニッキーが出したサンタさんへの手紙の住所を読んで、ヘルタウンに来たのだった。ニールソン家の最後の生き残りになるニッキーを見逃す気はない、と叫ぶサンタ。
1000年前の賭け勝負と同じ方法で、サタンクロースに「2度と人を殺さず、クリスマスを永遠に楽しい日にすること」という条件で挑むサタンと天使。
但し、今度は先行がおじいちゃん。負ければ地獄の穴に落とされ永遠の苦しみを受けることになる。
ピンポイントで成功したおじいちゃんだったが、サタンクロースはカーリングをせずにおじいちゃんを穴へ投げ込んでしまう。
クリスマスの時間切れも、北極の時間は任意で決められるから、俺が終らせない限り時間切れは無い、と博学なセリフを言い放つ。 勝利を確信して口から火炎弾を吐くサンタに、おじいちゃんからのプレゼント「超クルミ割り人形砲」で迎え撃つニッキー。砲弾は火炎弾を弾き飛ばし、サンタは胸に傷を負い倒れる。おじいちゃんも穴の淵に引っ掛かっていたところを救助。
おじいちゃんは、ニッキーの祖母と恋に落ち、天使から人間になったのだった。傷は負ったものの、まだ元気なサンタは、寝ぼけた神父サンタをハンマーで一撃して逃走。
弱っている今がチャンスだ、とニッキーとマリーに後を託して、おじいちゃんは光と消える。
ニッキーの案で、口笛でトナカイを誘き寄せ、ハンター達と一斉射撃。トドメにバズーカ砲も発射して、トナカイはソリもろとも爆散・・・。だが、落下して星条旗に刺さっていたのは、悪徳神父サンタだった。全ての元凶は神父サンタということにして、ニッキーはサンタとの再戦を誓い、マリーとキスを交わす・・・。
その頃、ソリを失ったサタン・・・いや、シャターンはボルネオ経由の飛行機で北極行きの搭乗券を出していた・・・・・・ END
実にふざけた映画ですが、だが、それがいい!
「サンタが来るわ」という言葉が、これほど戦慄の響きを持つとはw
とにかくパワフルに、プロレスラーらしく多彩な肉弾戦も披露してくれたビル・ゴールドマンあっての映画でした。
力押しで襲ってくるサンタというのも、これはこれで怖いものがあり、クリスマスにサンタに撲殺されたとかシャレになりませんね。
スラッシャーですが、全体のテンションは明るく派手、それなりに脚本にも工夫があり、黒い笑いが好きな方には最高の作品です。
完璧にキリスト教信者を冒涜しているのに、キリスト教圏で上映されるとか、すごい時代になったもんだ。
*北極点の時間・・・サンタがノルウェーではなく、北極に生息しているというのが伏線です。実は、北極に時間の概念は無く、いわゆる太陽時間が存在しないため、GMT(グリニッジ標準時)が適用できないのです。とはいえ、各国の観測基地の人たちは、自国の時間+αで生活しているそうで、理論上は極点に時間の概念は無いので好きにしてOKという結論になります。こんな映画で勉強になるとはw。
*他の作品でもそうですが、輸入版で鑑賞していると、日本語字幕が無いので、私の意訳の部分もかなり出てきます。配給会社によっては、全く違う訳し方をしてたりして、安物の作品だといいかげんな扱いになるのな、と少し哀しくなったり・・・。A級予算の作品なら、こんな扱いは受けないんですけどね、そこもB級予算の悲しさでしょうか。
*関係ない話・・・クリスマス嫌いですが、子供もいますので、一応は世間並みのイベントはやってます。そのうち、作中のガキみたいにプレゼントに生意気な文句言うようになるんだろうなw
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