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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:REC2031f683c.jpeg
監督:ジャウマ・バラゲロ
パコ・プラサ


ネタバレは出来るだけ避けたい方針なので、簡単に書くと前作のラストシーンから始まります。
で、タイトル・・・今度はSWATが登場し、アパートへの突入をRECします。
カメラマンはロッソwつまり、ダブルキャストですな、本編では当然別人扱いですが。
ちょっと面白かった。

今回はSWATですから、武装もしてますし、それぞれ3人のヘルメットにミニカメラが付いてます。
監督の更なるアイデアに期待。
物語は・・・
アパートの入り口でDr.オーウェンの護衛を言い渡され、内部では狂犬病に似たウィルスで少なくとも2人の死者が出ていると告げられます。一人は警官、つまり時間軸はあの連絡の後ですね。このように随所で前作との関連があるシーンが出てきます。続けて観ていない人は、一度前作をざっとでも見直すとより楽しめます。内部は血で濡れたフロアー、オーウェンはおもむろにマスクを脱ぎ捨て、このウィルスは空気感染しない、と断言。明らかに何か隠しているのを感じながらも、SWAT隊員たちは、本物の恐怖が待つ世界へと階段を上り始める・・・

今作も闇と音が効果的に使われ、新アイテムのミニカメラが隊員の個人視点で恐怖を折り重ねます。
前作よりも事件の真相に踏み込んでいく形でストーリーは進行し、賛否両論あるでしょうがオカルトチックな面が強化されています。
オカルト+ウィルスというと、どうしてもリングを連想しますが、スペイン人の捕らえ方だと、より暴力的に行使されるようですw
とはいえ、そういう宗教的な側面よりも、事実目の前に現れる恐怖の方が優先されますので、観ていて説教臭い感じは無いです。
前作とのクロスオーバーを楽しみながら、隊員たちを襲う怪異に恐怖し、Dr.オーウェンを殴りたい気持ちを持ってラストまで楽しんで視聴できますw

監督は前作の予想外のヒットに奢るでもなく、また臆するでもなく、淡々と練りこまれた2作品を完成させました。ペア監督というのは数こそ少ないものの珍しい製作体制では無いのですが、この2人はよほど息が合っているのだろう、と思います。

さて、今作で前作の伏線を回収したものの、新たな疑問と伏線を残したということは、”REC3”は確実に制作されるのだろうと思っています。

*海外の映画情報誌によると、REC3の制作はほぼ決まっているようですが、監督はプロデュースに廻りそうだ、とのこと。また、信じられないのですがスペインと日本しかREC2は劇場公開しておらず(RECは上映済)興行の面からは疑問視する声も上がっているとのこと。(REC2は海外マーケットではセルリリースのみ)
う~ん、あんなくだらんリメイクを上映してる暇があるなら、REC2の方がずっと面白いと思うがなぁ・・・。アメリカ主導の興行主義も、いい加減に方針転換する時期が来てるのじゃなかろうか。

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