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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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REC
原題:RECe384496d.jpeg
監督:ジャウマ・バラゲロ
パコ・プラサ


スペイン製のFDT(モキュメンタリーともいうらしい)で制作された密室系ゾンビ映画。
これもゾンビというより感染系なのですが、どう見てもゾンビなのでこのカテゴリーで。

さて、物語は・・・
ローカルTVのレポーターのアンヘラは、消防署を取材中に緊急出動が掛かり、それに便乗して現場へ入ってしまう。3人の消防士と到着したアパートでは警官もおり、女性の悲鳴が聞こえたと不安そうな住人たちが集まっていた。特ダネを物にしようと強引に同行した部屋で、血まみれの老婆に警官が噛まれ・・・。理由も明らかにされないまま保険局に封鎖されたアパートの中で、何かが襲ってくるのだった・・・。

個人視点というよりは、フェイクドキュメンタリーといった感じで、次々と起こる怪異や感染者の襲撃を観せてくれます。本作では何が原因なのか、どうして封鎖されたのか、といった原因はボカしたまま、何となく宗教絡みなんだろうな、と思わせるだけで物語りは進みます。

思うに低予算で恐怖感を出すために、恐ろしく練りこまれたシーンの数々を羅列することで、今作のオチは別にどうでもいいかな、と監督は思ったのかも。
実際、この映画の凄いところは、暗闇と音を巧みに使い、次に何が起こるのか、と観る人を身構えさせるだけの迫力があること。
それでありながら単なるお化け屋敷映画に留まっていないのは、登場人物にそれぞれの立場を与え、そこから展開される言動で無理なくストーリーを進行させている点。
やはり、金が無いなら妥協せずに知恵を振り絞れということですね。
本当にオチはどうでもいいことになってるし。
だからといって、つまらないどころか見所満載のゾンビ映画になってますので、ご安心を。

*ちょっと可笑しかったのが、本作のカメラマン「パブロ」なんですが、映画のクレジットも「パブロ・ロッソ」なんですよ。こういう形態の作品ですから当然といえば当然ですが、本名でやってるのがツボでしたw

キャッチコピー ~何が起こっても撮り続ける-~   (パブロ・ロッソがw

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