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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:The Hills Have Eyes9efc74b1.jpeg
監督:アレクサンドル・アジャ
配給:フォックス・サーチライト



フランス映画『ハイテンション』で、一風変わったスラッシャー映画を制作したアレクサンドル・アジャが「サランドラ」をリメイクした作品。
当然のように制作にウェスが陣取っているが、作品への干渉は少なかった模様。

物語は・・・
1945年から1962年にかけて合衆国は331回の核実験を実地した、現在でも政府は死の灰による遺伝的影響を否定している、というテロップから始まる。(死の灰による影響じゃなくて、この331回の実験による、だと思うがテロップ詐欺は常套手段なので、深く考えない)
舞台は、ニューメキシコ州の砂漠、放射能汚染をチェックしていた作業員に男が助けを求めるが、次の瞬間ツルハシが頭部を貫き、他の作業員も皆殺しにされ車に引きずられて連れ去られる・・・。
カリフォルニアへ向かう途中で、砂漠の古びたガソリンスタンドに立ち寄った元刑事の一家。怪しい面相の店員は近道を教えるが、砂利道にはタイヤ止めの鉄条鎖が引いてあり、一家は砂漠で立ち往生することに・・・

と、いうわけで大筋は忠実なリメイクだが、核実験の描写が増え、奇形一家も造形・残虐性共に大幅にパワーアップ、ゴア度は300%(当社比)UPを果たしている。
とにかくアクティブに動き回り、派手に惨殺をしてのける一家の姿は、さすが「ハイテンション」でフレンチ・ゴアの底力を見せ付けたアジャ監督だけのことはある。(ばぁさんが銃弾で吹き飛びすぎだがw)
後半、軍事試験基地に潜入したダグと奥羽の戦士ビーストは、奇形一家の棲家(今回は実験施設内のモデルハウスなのでキレイです)で、赤ちゃんを奪還しようと奮戦しますが、またもやビースト大活躍ダグ覚醒で、可哀想な少女ルビーの助けもあって、ボスとの最終血戦へ・・・。

うん、悪くない。ゴアとバイオレンス、ついでに奇形ファンも納得の出来栄え。脚本も全てに忠実では無く、良い方向に修正されているので、こんな映画なのにラストで少し涙腺が緩んだのは秘密(・・・ルビー)

*少々、やり過ぎた感は否めず社会的に問題のあるシーンを巡って、日本での公開・リリースは絶望と言われ(海外版買いました)ましたが、無事に日本にも上陸しましたね(ジョギリショック以上のショックになるとこだった)
*核実験場には、爆風による建物の倒壊を見るために、一般的なモデルハウスが用意されていました。だから、奇形たちがそこに住んでいても不思議では無いわけです、念のため。


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