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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:Wrong Turn 2: Dead End024af2e6.jpeg
監督:ジョー・リンチ



前作から、監督をジョー・リンチに変更し制作された人気作「クライモリの続編。
緊迫感と恐怖感を重視した演出で、視聴者を圧倒した前作と違い、今作は少々コメディ要素もある。

物語は・・・
生き残りを賭けたサバイバルゲームTV番組「アポカリプス」。元海兵隊のデール大佐司会の元、賞金を目指して6人の男女が三組に別れゲームに参加・・・するはずだったのだが、女優のキンバリーは、冒頭で真っ二つに裂かれ餌食になっていた。代わりに恋人のマイケルにゴリ押しされて、プロデューザーのマーラが参加する事になるのだが・・・

前作とは一転して、テンションの高い作風になっている。TV番組として進行するため、登場人物も個性的な面々が選ばれ、特にデール大佐の存在感が異常に強い。テンポ良く話が進む影で、一人、また一人と餌食になっていくのだが、前作以上に罠の存在や明らかにパワーアップしている奇形集団の狩り方がポイントだ。直接の続編というより、全く関連性が無い物語のため、脚本に捻りは無いが、ほぼ不死身と化している奇形に対抗して、登場人物も死力を尽くして応戦する。
緊張感や恐怖感がゼロになった代わりに、更にゴア度と気持ち悪さを増し、反撃タイムも長いので、アクション娯楽作といった趣で楽しめる作品になっている。
ゴア描写も一切の手抜き無しといった感じで、本気で殺し殺されするので、その拘りには頭が下がる。

最早、恐怖映画ではなく、痛快スラッシャー・ゴア映画に徹底したのは、前作との差別化を図る意味でも歓迎すべき路線変更だと思う。
それにしても、デール大佐・・・かっこよすぎるw

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