B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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「クリスティーン」の翌年に撮られたハートフルSF映画というか、全裸マンしか記憶に残っていない。
レビューのために観直すことにする。
物語は・・・
ボイジャー2号が地球からのメッセージを載せ、宇宙へ飛び立った1977年8月20日。
そして、宇宙から飛来したUFOは、米軍の監視網に掛かりミサイルの洗礼を受ける。
ウィスコンシン州の郊外に墜落したUFOは爆発炎上。そこから青白い光の玉が現れると、ジェニーの家をスキャンし、写真と遺髪から地球人の姿へと成長する。その姿はジェニーの亡くなった夫スコットであり、国連事務総長のメッセージを話すが、ショックの余りジェニーは気絶してしまう。彼は地球からのメッセージを受け取った知的生命体であり、偵察のために地球へ来たが撃墜されたことを告げ、3日後に迎えを寄こして欲しいと球で連絡を送る。意識を取り戻したジェニーはスコットの姿に戸惑いながらも、彼の指示通りアリゾナへと向かうのだった・・・。
一方、宇宙研究所のシャーマンは、撃墜されたUFOの残骸から異星人の存在を確信し、警察無線から変な事件の情報を得て、異星人がスコットの姿をクローンし逃亡していることを知る。
奇妙な逃避行の最中で、ジェニーは亡夫の姿をした宇宙人が射殺された鹿を憐れみ蘇生させるのを見て、彼を救い一緒に行動を共にする気になる。
行く先々でトラブルを起こすため、シャーマンは幾度も2人の追跡を早め、遂にジェニーは撃たれるが、彼の球の力で蘇生する。彼女を巻き込めば危険に晒す事になると判断した異星人は、一人ヒッチハイクでアリゾナへ向かうのだが・・・
観ていて、「あぁ、そういえばこんな映画だったなぁ」、と思わず最後まで楽しんでしまった。
同じSFでも「遊星からの物体X」とは真逆の内容で、人類よりも遥かに進んだ知性と科学力を持つ異星人が、地球人の原始的な野蛮さを嘆きながらも、愛の素晴らしさも知る、というもの。
スターマンを演じるジェフ・ブリッジスとジェニーを演じるカレン・アレンの好演が光る良作に仕上がっている。
映画の方向性としては「地球の静止する日」と同様の高等異星人と国家の追跡という体裁だが、そこに未亡人と亡夫の姿をした異星人というアイデアを入れ、スケールは大きくないが、その分じっくりとスターマンとジェニーの交流と愛を描いている。
SF的なギミックとしては複数の銀球があり、それを使用する事でスターマンは様々な力を発揮するが、それも決して派手なものではなく、通信や何かを守るために使用される。
「言語も人種も一つ、戦争も弱いものイジメもない、文明は進んでるが失ったものもある・・・君らは活力がある、歌やダンスがあり・・・食べ物も・・・・・・・・・愛も」
この映画をジョンは「金のために撮った」と嘯き、ファンもカーペンターらしくないと否定的だが、映画としては間違いなく傑作であり、歯の浮くような邦題の付けたしが無ければもっと良かったと思う。
恐らくジョンは、このカラーの違う作品を内心では認めながらも、前記のような言葉で誤魔化したのではないだろうか?だって「愛」をテーマにしました、なんてジョンが言うわけないしねw
レビューのために観直すことにする。
物語は・・・
ボイジャー2号が地球からのメッセージを載せ、宇宙へ飛び立った1977年8月20日。
そして、宇宙から飛来したUFOは、米軍の監視網に掛かりミサイルの洗礼を受ける。
ウィスコンシン州の郊外に墜落したUFOは爆発炎上。そこから青白い光の玉が現れると、ジェニーの家をスキャンし、写真と遺髪から地球人の姿へと成長する。その姿はジェニーの亡くなった夫スコットであり、国連事務総長のメッセージを話すが、ショックの余りジェニーは気絶してしまう。彼は地球からのメッセージを受け取った知的生命体であり、偵察のために地球へ来たが撃墜されたことを告げ、3日後に迎えを寄こして欲しいと球で連絡を送る。意識を取り戻したジェニーはスコットの姿に戸惑いながらも、彼の指示通りアリゾナへと向かうのだった・・・。
一方、宇宙研究所のシャーマンは、撃墜されたUFOの残骸から異星人の存在を確信し、警察無線から変な事件の情報を得て、異星人がスコットの姿をクローンし逃亡していることを知る。
奇妙な逃避行の最中で、ジェニーは亡夫の姿をした宇宙人が射殺された鹿を憐れみ蘇生させるのを見て、彼を救い一緒に行動を共にする気になる。
行く先々でトラブルを起こすため、シャーマンは幾度も2人の追跡を早め、遂にジェニーは撃たれるが、彼の球の力で蘇生する。彼女を巻き込めば危険に晒す事になると判断した異星人は、一人ヒッチハイクでアリゾナへ向かうのだが・・・
観ていて、「あぁ、そういえばこんな映画だったなぁ」、と思わず最後まで楽しんでしまった。
同じSFでも「遊星からの物体X」とは真逆の内容で、人類よりも遥かに進んだ知性と科学力を持つ異星人が、地球人の原始的な野蛮さを嘆きながらも、愛の素晴らしさも知る、というもの。
スターマンを演じるジェフ・ブリッジスとジェニーを演じるカレン・アレンの好演が光る良作に仕上がっている。
映画の方向性としては「地球の静止する日」と同様の高等異星人と国家の追跡という体裁だが、そこに未亡人と亡夫の姿をした異星人というアイデアを入れ、スケールは大きくないが、その分じっくりとスターマンとジェニーの交流と愛を描いている。
SF的なギミックとしては複数の銀球があり、それを使用する事でスターマンは様々な力を発揮するが、それも決して派手なものではなく、通信や何かを守るために使用される。
「言語も人種も一つ、戦争も弱いものイジメもない、文明は進んでるが失ったものもある・・・君らは活力がある、歌やダンスがあり・・・食べ物も・・・・・・・・・愛も」
この映画をジョンは「金のために撮った」と嘯き、ファンもカーペンターらしくないと否定的だが、映画としては間違いなく傑作であり、歯の浮くような邦題の付けたしが無ければもっと良かったと思う。
恐らくジョンは、このカラーの違う作品を内心では認めながらも、前記のような言葉で誤魔化したのではないだろうか?だって「愛」をテーマにしました、なんてジョンが言うわけないしねw
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