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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:THE FOG35250008.jpeg
監督:ルパート・ウェインライト




ジョンは制作に廻り、ルパート・ウェインライトに監督を譲っている。基本的なストーリーは「THE FOG」と同じだが、追加されたシーンも多く、新解釈による亡霊の設定や対策法が旧作とは違っている。


物語は・・・
海辺で子供たちに「100年前の4月21日に霧で座礁して沈没したエリザベス・デイン号」の話をする老人。その頃、教会では神父マローンが先祖の日記を見つけ、「4月30日 午前0時から1時は死者の時間」という記述を見る。
アントニオ・ベイの町が生誕100年を迎えた0時から怪奇現象が起こり、エリザベスが同乗したニックの車もガラスが割れ、海上ではシーグラス号が濃霧に巻かれ霧から現れた亡霊に乗組員が惨殺される。翌朝、ラジオDJスティービーの息子が、海辺で金貨が化けたデインと刻まれた木片を拾ってくる・・・

え~と、とにかく間違ってます。

この映画の怖さは亡霊によるゴア表現でも、過剰なオカルトでもなく、先祖が犯した罪を罰せられながら生き残るために奮闘するというものだと思っています。
今作では、エリザベスやニックの設定も変更され、神父の出番がやたらと多くベラベラと昔の日記を読むシーンにあてられ、現代風の特殊効果を使った霧やゾンビと化した亡霊の暴れっぷりも全く怖くありません。
そして、とことんダメな展開に疲れたころ、脱力しか感じないラストシーンが私を待っています。
本当に制作にジョンが参加していたのか疑ってしまうほど、ぼんくらな映画です。

前作を期待して観に行った人が多かったのか、興行的には赤字になってませんが、間違いなく失望して帰宅したと思われます。

*ルパート・ウェインライトは「聖痕-スティグマータ-」というオカルトも監督し、他にも優等生的な作品を撮る人のはずですが、どうしてこんなチグハグなリメイクをしてしまったのか疑問です。

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