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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:Assault on Precinct 1342c4685e.jpeg
監督:ジョン・カーペンター




ジョン・カーペンターの2作目はアクション映画。
西部劇の傑作「リオ・ブラボー」のオマージュ作品である。

物語は・・・
カリフォルニア州アンダーソン地区、少年犯罪は過激化の一途を辿り、ストリートギャング「グリーンサンダー」を結成し銃器の強奪をするまでになっていた。警部補に昇進した黒人のビショップは、引越しの最中のアンダーソン地区13区域の分署長代理を命じられる。一方、ロスからは凶悪犯ウィルソンと病気のウェルズ、黒人のコーデルが護送され出発したが、病状が悪化し已む無くアンダーソン署へ立ち寄る事になる。一方、ギャングの抗争に巻き込まれ射殺された孫娘の仇を討った祖父は、グリーンサンダーに追われ、署へ駆け込んでくる。こうして、署を中心にしたストリートギャングとビショップたちの戦いが始まる・・・

電話線も電気も切られた夜の攻防戦を描いた今作は、カーペンターの引き出しの一つである篭城型アクションである。登場人物に個性を与える手腕は相変わらず見事で、使命感に燃える主人公ビショップ、逞しいヒロイン、凶悪犯ウィルソン”ナポレオン”は悪人でありながら魅力を感じさせ、後のスネーク像に受け継がれるダークヒーロー像を思わせる。
単に銃撃戦だけでなく、痛っと思うシーンもあり、後のジョンの作風は、すでに垣間見ることができる。

今観ると、さすがに粗が見えるが、作品として最後まで鑑賞するのに苦痛は無く、色あせない面白さを持つ映画である。

「男には命を賭ける事が2つある・・・頼りない男を救うため・・・・・・」もう一つは、視聴者が胸に問いかけて欲しい。


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