B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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その昔、「ピラニア」という名作がありまして、「殺人魚フライングキラー」という迷作もありました(また名前出してゴメンね、キャミーw)。
相変わらずジャケット絵は気合入ってますねのアルバトロス。
「メガシャークvsジャイアントオクトパス」を思い出しちゃったよ(今度、レビューしよ)
初見なので、適当に実況しながらお送りします。
物語は・・・
うっそうとした緑の地獄・・・ジャングル。そこにカップルが登場し、川で泳ぎ始めます。当然のように開始2分で喰われました。(この水中の撮り方、「ピラニア」のまんまですね)
遺伝子操作を思わせるタイトルロール・・・舞台は、ベネズエラのオリノコリバー、空撮が気合入ってますね。そこを進むボート、きれいなお姉ちゃん満載で接待パーティーでしょうか?お呼ばれしたいですね。アメリカ大使のアーノルドさんとベネズエラの外務大臣セルジオさん、と名前入りました。こんな所で政治の話は止めましょう、と仰いますが、どう見ても接待ですな・・・そこへ魚群探知機に反応が。ワニの首が流れてきて、怖いわと言いながら船べりによる人たち。そこにピラニアの猛攻でボートが揺れて、全員喰われました。やっぱり呼んでくれなくていいです・・・。
カリフォルニア・・・政情不安定なお国柄、テロの可能性もありとみて、分析官ジェイソン・フィッチが一路ベネズエラへ飛びます。(飛行機見るとメガシャークが撃墜しそうで怖い)
ボートでは、遺伝子学研究者(GENETICS RESEARCHER)のサラと野生生態学者(WILDLIFE ECOLOGIST)のゴードン博士が同乗してます。流れてきた破片を回収して研究室へ持ち帰ります。そこで微生物学者(MICROBIOLOGIST)のフィギンズ博士も交えて分析中。サラは「破片に付着していた遺伝子はL-23のものと一致した」と、ゴードンは「大きすぎる、4倍以上だ」と、数日で倍の大きさに成長してるというサラに、ブライアンは「36時間ごとに2倍になってる」、と。河の封鎖はディアス大佐が許さないそうです。
空港にアメリカ国務省の分析官フィッチが到着、出迎えたのはサージェント中尉(FIRST LIEUTENANT)。車に向かう途中で、サラはフィッチをつかまえ「2年前から水棲生物の研究をしていたが、遺伝子操作したピラニアL-23が盗まれ、河で野生化してしまった」と言う。名刺を押し付けて、どうにか大佐を説得して欲しいと乞う。
軍の基地でディアズ大佐(英語字幕では臨時政府指揮官)と面会したフィッチは、早速ボートの破片から分析を始め、動物もしくは何かの群れの仕業と言うが、すぐに感づいた大佐は、あの女は関係ないと吐き捨てる。国務長官の命令で河を調査したいと伝えると、嫌々ながら現場へと送ってくれるが、ヘリで上空を回るだけ。どうあっても現場には入れない気です。ホテルへの宿泊も許されず基地内の宿舎で監視されるフィッチ。「ふざけるな」と基地を脱出して、単独行動を始め、船をチャーターして現場へ。
アメリカ、ワシントンD.C・・・国務大臣にディアズ大佐が文句を言ったそうで、フィッチの帰国を明日に延ばすのが精一杯だそうです。早速、河にダイビングするフィッチ、オリノコ河入り江(ORINOCO INLET)のダムを捜索します。そこで巨大なピラニアに襲われたフィッチは、一匹をナイフで傷つけ共食いをしてる間に岸へ上がりますが、水中からジャンプしてきたピラニアに襲われます。とんでもない奴ですが、どうにか撃退し、長官に報告。 「Fly High!」
獲物のピラニアを持参して、ディアズ大佐に突きつけます。「こ、こんな物を人間が作った・・・だと」さすがの大佐も驚いたようで、群れがいたポイントの地図を渡し、フィッチはサラの元へ向かいます。
3博士は、サンプルが手に入ったので、すぐ解剖して分析開始です。現実的な駆逐法として「入り江をコンクリートで固め水を抜き窒息死させるのが最良だ」とフィギンズ博士。サラは、解剖の結果「心臓が2つ、皮膚が3枚、両性具有で自己増殖する」、と。ゴードン博士は、「ピラニアL-23が支流に分散した場合、48時間で西ミシシッピー川に到達する」、と。
ディアズ大佐から基地に呼び戻されたフィッチとサラは、L-23作戦と命名された攻撃隊に加わることに。大佐は、直接入り江に爆撃して全滅させる気だった。ヘリ編隊による猛攻撃で入り江のダムは決壊、作戦は成功したとして、事後処理に3博士を利用した後で、ベネズエラ政府は研究者たちを逮捕する予定であった。研究所に乗り込んだディアズ大佐は、研究所を閉鎖しサラを逮捕するが、フィッチには逃げられる。
河の調査をしていたフィギンズ博士とゴードン博士は、死体の数が少なすぎるとして作戦の失敗を確認する。軍の監視船は襲われ、兵士は全滅、船も沈む。
翌朝、合流したフィギンズとゴードンも軍に捕らえられ、フィッチは国務大臣から研究者の奪還を命じられる。
ディアズは、研究者をCIAの手先として、外交問題にまで発展させようとしていた。フィッチは、収容先が移動する隙を突いて、3人の奪還に成功。だが、港で大騒ぎが起こっている事を知り、4人で現場に向かう。
デタラメなサイズに成長したメガピラニア(出世魚のように呼称変更)は、船を沈め、町に特攻して破壊していた。もう一度、河を調べに行くと、フィギンズは単独行動をとり、残りは港に残った。「どうして、あんなに生き残ってるんだ?」というフィッチに「奴らの妊娠期間は、たったの6時間」とゴードン。
メガピラニアは海へ向かっているから、淡水魚の奴らは河口で止まる、そこを一網打尽だ!と言った瞬間、フィギンズはジャンピング・メガピラニアにパクリ。→
河口に向かう車中でゴードンが計算した結果によると、16時間後にはクジラ並に成長する、と。国務長官と相談したフィッチは、1時間15分後にベネズエラの海域外から攻撃する、その前にSOS信号を出すように、と決まる。すでに馬サイズは遥かに超えてるんじゃないかと思うような移動シーン→
検問を実力行使で突破して、軍の追跡を振り切ろうとするフィッチ。追跡にはヘリとディアズ大佐自らも加わり、河ではメガピラニアも爆泳中、どちらも必死です。
追跡を振り切るため、車を捨て徒歩で河口へ向かう3人。メガピラニアも到着し、ベネズエラ軍も迫り、肝心な時に電池切れの通信機の電池をつばで舐め、時間はもうギリギリ・・・。
やっと通信が送れ、海域で待っていたセントハーパー号から、砲弾の一斉射撃が河と河口へ着弾。死屍累々の河でメガピラニアの全滅を確認して、今度はディアズから逃げる3人。
だが、砲弾から逃れたメガピラニアが海水域に突入、奴らは海水でも生きられるように進化してしまっていた。
呆然とメガピラニアを見つめる3人、駆逐艦セントハーバー号もメガピラニアの猛攻で撃沈され、もう誰も奴らを止められないのか・・・。
諦めない男フィッチは、ベネズエラ軍からヘリを奪取し、空へ。ディアズ大佐もヘリで追撃に飛び立つ。
奴らの特徴は、胃が3つある、眠らない、と役に立たないものばかり。激しい空戦の末、どうにか逃げ延びたヘリは、対岸のドーム型軍用格納基地『スーパーバンカー:SUPER BUNKER』有事の際には20万人を収容できる施設に着陸する。対メガピラニアの対策が話し合われ、国務長官は洋上での核攻撃を提案、衛星で追跡し、オハイオ級原子力潜水艦で行うことが決まる。(もう、戦いのレベルは魚相手を遥かに超えて、怪獣の群れとの全面戦争と呼んでもいいね)
20kt核魚雷の攻撃がメガピラニアを直撃するが、奴らは元気に転進して原子力潜水艦を喰い潰します。
国務長官は、さっきの100倍の威力でフロリダを含む地域の全面核攻撃を大統領に進言しようとしますが、フィッチが共食いの習性を利用する案を提示、ダイバーたちとメガピラニアの目を狙い流血させる、と。
装備はMK15、世界一の手持型水中機関砲、1分間に120発の連射速度、推進200mの水圧に耐え、20mm鉄鋼弾と貫通爆弾を発射可能。対原潜相手の武器。(すげw)
死を覚悟して2機のヘリに分乗して出撃する隊員たち、すでにメガピラニアはキーズ諸島に到達、避難勧告を無視した一般人が喰われまくる。女ニュースキャスターも突撃レポートを突撃で返され死亡。→
ついに水中に入った隊員たち、だが目は効果が無く、逆に隊員が喰われてしまう。サラの提案で、エラの奥が弱点かもしれないと言われ狙うが、これも効果なし。口に爆弾を放り込んで、と三度サラが進言するが、国防大臣は2分で効果が無ければ撤退して、核攻撃を行うとフィッチに言う。
上空で待機していたヘリに接近し、攻撃を仕掛けるディアズ大佐。ヘリが撃墜されたことを知らないフィッチとゴードンは、大佐のヘリに登ってしまう。最早フィッチへの復讐しか頭に無いディアズ大佐は、銃口を向けるが、フィッチは身を交わすと照明弾でパイロットを射殺。救命パックを投げると、負傷したゴードンを先に海へ行かせる。怒りのフィッチは、メガピラニアを誘導する発信機を作動させ、ヘリに残すと海へと飛び込んだ。電波をキャッチしたメガピラニアのジャンピングアタックで、ディアズ大佐は、ヘリもろとも死亡。
フィッチは、ヘリの残骸を咥えたままのメガピラニアを岩場に誘い込み、貫通爆弾で爆死させることに成功。仲間の血に反応したメガピラニアは興奮し、連鎖的に共食いを始め、隊員たちは急速撤退。
かくしてヘリに救助されたフィッチは、スーパーバンカー基地に帰還し、サラと熱いキスを交わすのであった。 END
いやぁ、予想外に面白かった。
アルバトロス配給で面白い映画に出会うと、普通より何倍も嬉しくなるね。
ただの遺伝子操作モンスター物かと思ったら、天井知らずのインフレ振りに観てるこっちも興奮しちゃった。
ピラニア→メガピラニア→怪獣の成長もスゴイけど、ナイフ→ミサイル→艦砲射撃→核攻撃と、本当にいくとこまでいっちゃった感じで、いっそ清清しいデタラメっぷりに拍手を送ってしまう。
艦砲射撃の時点で、あれ、まだ40分くらいあるのにな、と思ったら戦艦沈むんだもの、大笑いだよね。
あと、目測を誤まって塔に刺さるメガピラニアや建物に頭突っ込んでジタジタしてるのも可愛い。
CGは、しょぼいけど、逆に漫画みたいな話だから、大雑把でも許せてしまう。
主人公フィッチが、結局何者なのかは明かされなかったけど、浜辺での連続ピラニア蹴りは只者じゃないw
文句無し、頭を空っぽにして、壮大な魚退治を楽しめる良作でした。
*作中の語っている後ろからバクリって、ディープ・ブルーのネタだよね。
*ラストの共食い作戦ですけど、あれって最強の一匹が生き残ってたら”2”もありえるね。映画界もネタ不足だから、続編制作の可能性はかなり高いかも・・・。(スパイダーズ2みたいなのは、ゴメンだけどね)
*メガピラニアって、完全な創作ってわけじゃなくて、古代魚でピラニアの祖先が"メガピラニア・パラネンシス"なのね。今作の倍々成長ほどじゃないけど、成魚で1mってかなり大きい。
相変わらずジャケット絵は気合入ってますねのアルバトロス。
「メガシャークvsジャイアントオクトパス」を思い出しちゃったよ(今度、レビューしよ)
初見なので、適当に実況しながらお送りします。
物語は・・・
うっそうとした緑の地獄・・・ジャングル。そこにカップルが登場し、川で泳ぎ始めます。当然のように開始2分で喰われました。(この水中の撮り方、「ピラニア」のまんまですね)
遺伝子操作を思わせるタイトルロール・・・舞台は、ベネズエラのオリノコリバー、空撮が気合入ってますね。そこを進むボート、きれいなお姉ちゃん満載で接待パーティーでしょうか?お呼ばれしたいですね。アメリカ大使のアーノルドさんとベネズエラの外務大臣セルジオさん、と名前入りました。こんな所で政治の話は止めましょう、と仰いますが、どう見ても接待ですな・・・そこへ魚群探知機に反応が。ワニの首が流れてきて、怖いわと言いながら船べりによる人たち。そこにピラニアの猛攻でボートが揺れて、全員喰われました。やっぱり呼んでくれなくていいです・・・。
カリフォルニア・・・政情不安定なお国柄、テロの可能性もありとみて、分析官ジェイソン・フィッチが一路ベネズエラへ飛びます。(飛行機見るとメガシャークが撃墜しそうで怖い)
ボートでは、遺伝子学研究者(GENETICS RESEARCHER)のサラと野生生態学者(WILDLIFE ECOLOGIST)のゴードン博士が同乗してます。流れてきた破片を回収して研究室へ持ち帰ります。そこで微生物学者(MICROBIOLOGIST)のフィギンズ博士も交えて分析中。サラは「破片に付着していた遺伝子はL-23のものと一致した」と、ゴードンは「大きすぎる、4倍以上だ」と、数日で倍の大きさに成長してるというサラに、ブライアンは「36時間ごとに2倍になってる」、と。河の封鎖はディアス大佐が許さないそうです。
空港にアメリカ国務省の分析官フィッチが到着、出迎えたのはサージェント中尉(FIRST LIEUTENANT)。車に向かう途中で、サラはフィッチをつかまえ「2年前から水棲生物の研究をしていたが、遺伝子操作したピラニアL-23が盗まれ、河で野生化してしまった」と言う。名刺を押し付けて、どうにか大佐を説得して欲しいと乞う。
軍の基地でディアズ大佐(英語字幕では臨時政府指揮官)と面会したフィッチは、早速ボートの破片から分析を始め、動物もしくは何かの群れの仕業と言うが、すぐに感づいた大佐は、あの女は関係ないと吐き捨てる。国務長官の命令で河を調査したいと伝えると、嫌々ながら現場へと送ってくれるが、ヘリで上空を回るだけ。どうあっても現場には入れない気です。ホテルへの宿泊も許されず基地内の宿舎で監視されるフィッチ。「ふざけるな」と基地を脱出して、単独行動を始め、船をチャーターして現場へ。
アメリカ、ワシントンD.C・・・国務大臣にディアズ大佐が文句を言ったそうで、フィッチの帰国を明日に延ばすのが精一杯だそうです。早速、河にダイビングするフィッチ、オリノコ河入り江(ORINOCO INLET)のダムを捜索します。そこで巨大なピラニアに襲われたフィッチは、一匹をナイフで傷つけ共食いをしてる間に岸へ上がりますが、水中からジャンプしてきたピラニアに襲われます。とんでもない奴ですが、どうにか撃退し、長官に報告。 「Fly High!」
獲物のピラニアを持参して、ディアズ大佐に突きつけます。「こ、こんな物を人間が作った・・・だと」さすがの大佐も驚いたようで、群れがいたポイントの地図を渡し、フィッチはサラの元へ向かいます。
3博士は、サンプルが手に入ったので、すぐ解剖して分析開始です。現実的な駆逐法として「入り江をコンクリートで固め水を抜き窒息死させるのが最良だ」とフィギンズ博士。サラは、解剖の結果「心臓が2つ、皮膚が3枚、両性具有で自己増殖する」、と。ゴードン博士は、「ピラニアL-23が支流に分散した場合、48時間で西ミシシッピー川に到達する」、と。
ディアズ大佐から基地に呼び戻されたフィッチとサラは、L-23作戦と命名された攻撃隊に加わることに。大佐は、直接入り江に爆撃して全滅させる気だった。ヘリ編隊による猛攻撃で入り江のダムは決壊、作戦は成功したとして、事後処理に3博士を利用した後で、ベネズエラ政府は研究者たちを逮捕する予定であった。研究所に乗り込んだディアズ大佐は、研究所を閉鎖しサラを逮捕するが、フィッチには逃げられる。
河の調査をしていたフィギンズ博士とゴードン博士は、死体の数が少なすぎるとして作戦の失敗を確認する。軍の監視船は襲われ、兵士は全滅、船も沈む。
翌朝、合流したフィギンズとゴードンも軍に捕らえられ、フィッチは国務大臣から研究者の奪還を命じられる。
ディアズは、研究者をCIAの手先として、外交問題にまで発展させようとしていた。フィッチは、収容先が移動する隙を突いて、3人の奪還に成功。だが、港で大騒ぎが起こっている事を知り、4人で現場に向かう。
デタラメなサイズに成長したメガピラニア(出世魚のように呼称変更)は、船を沈め、町に特攻して破壊していた。もう一度、河を調べに行くと、フィギンズは単独行動をとり、残りは港に残った。「どうして、あんなに生き残ってるんだ?」というフィッチに「奴らの妊娠期間は、たったの6時間」とゴードン。
メガピラニアは海へ向かっているから、淡水魚の奴らは河口で止まる、そこを一網打尽だ!と言った瞬間、フィギンズはジャンピング・メガピラニアにパクリ。→
河口に向かう車中でゴードンが計算した結果によると、16時間後にはクジラ並に成長する、と。国務長官と相談したフィッチは、1時間15分後にベネズエラの海域外から攻撃する、その前にSOS信号を出すように、と決まる。すでに馬サイズは遥かに超えてるんじゃないかと思うような移動シーン→
検問を実力行使で突破して、軍の追跡を振り切ろうとするフィッチ。追跡にはヘリとディアズ大佐自らも加わり、河ではメガピラニアも爆泳中、どちらも必死です。
追跡を振り切るため、車を捨て徒歩で河口へ向かう3人。メガピラニアも到着し、ベネズエラ軍も迫り、肝心な時に電池切れの通信機の電池をつばで舐め、時間はもうギリギリ・・・。
やっと通信が送れ、海域で待っていたセントハーパー号から、砲弾の一斉射撃が河と河口へ着弾。死屍累々の河でメガピラニアの全滅を確認して、今度はディアズから逃げる3人。
だが、砲弾から逃れたメガピラニアが海水域に突入、奴らは海水でも生きられるように進化してしまっていた。
呆然とメガピラニアを見つめる3人、駆逐艦セントハーバー号もメガピラニアの猛攻で撃沈され、もう誰も奴らを止められないのか・・・。
諦めない男フィッチは、ベネズエラ軍からヘリを奪取し、空へ。ディアズ大佐もヘリで追撃に飛び立つ。
奴らの特徴は、胃が3つある、眠らない、と役に立たないものばかり。激しい空戦の末、どうにか逃げ延びたヘリは、対岸のドーム型軍用格納基地『スーパーバンカー:SUPER BUNKER』有事の際には20万人を収容できる施設に着陸する。対メガピラニアの対策が話し合われ、国務長官は洋上での核攻撃を提案、衛星で追跡し、オハイオ級原子力潜水艦で行うことが決まる。(もう、戦いのレベルは魚相手を遥かに超えて、怪獣の群れとの全面戦争と呼んでもいいね)
20kt核魚雷の攻撃がメガピラニアを直撃するが、奴らは元気に転進して原子力潜水艦を喰い潰します。
国務長官は、さっきの100倍の威力でフロリダを含む地域の全面核攻撃を大統領に進言しようとしますが、フィッチが共食いの習性を利用する案を提示、ダイバーたちとメガピラニアの目を狙い流血させる、と。
装備はMK15、世界一の手持型水中機関砲、1分間に120発の連射速度、推進200mの水圧に耐え、20mm鉄鋼弾と貫通爆弾を発射可能。対原潜相手の武器。(すげw)
死を覚悟して2機のヘリに分乗して出撃する隊員たち、すでにメガピラニアはキーズ諸島に到達、避難勧告を無視した一般人が喰われまくる。女ニュースキャスターも突撃レポートを突撃で返され死亡。→
ついに水中に入った隊員たち、だが目は効果が無く、逆に隊員が喰われてしまう。サラの提案で、エラの奥が弱点かもしれないと言われ狙うが、これも効果なし。口に爆弾を放り込んで、と三度サラが進言するが、国防大臣は2分で効果が無ければ撤退して、核攻撃を行うとフィッチに言う。
上空で待機していたヘリに接近し、攻撃を仕掛けるディアズ大佐。ヘリが撃墜されたことを知らないフィッチとゴードンは、大佐のヘリに登ってしまう。最早フィッチへの復讐しか頭に無いディアズ大佐は、銃口を向けるが、フィッチは身を交わすと照明弾でパイロットを射殺。救命パックを投げると、負傷したゴードンを先に海へ行かせる。怒りのフィッチは、メガピラニアを誘導する発信機を作動させ、ヘリに残すと海へと飛び込んだ。電波をキャッチしたメガピラニアのジャンピングアタックで、ディアズ大佐は、ヘリもろとも死亡。
フィッチは、ヘリの残骸を咥えたままのメガピラニアを岩場に誘い込み、貫通爆弾で爆死させることに成功。仲間の血に反応したメガピラニアは興奮し、連鎖的に共食いを始め、隊員たちは急速撤退。
かくしてヘリに救助されたフィッチは、スーパーバンカー基地に帰還し、サラと熱いキスを交わすのであった。 END
いやぁ、予想外に面白かった。
アルバトロス配給で面白い映画に出会うと、普通より何倍も嬉しくなるね。
ただの遺伝子操作モンスター物かと思ったら、天井知らずのインフレ振りに観てるこっちも興奮しちゃった。
ピラニア→メガピラニア→怪獣の成長もスゴイけど、ナイフ→ミサイル→艦砲射撃→核攻撃と、本当にいくとこまでいっちゃった感じで、いっそ清清しいデタラメっぷりに拍手を送ってしまう。
艦砲射撃の時点で、あれ、まだ40分くらいあるのにな、と思ったら戦艦沈むんだもの、大笑いだよね。
あと、目測を誤まって塔に刺さるメガピラニアや建物に頭突っ込んでジタジタしてるのも可愛い。
CGは、しょぼいけど、逆に漫画みたいな話だから、大雑把でも許せてしまう。
主人公フィッチが、結局何者なのかは明かされなかったけど、浜辺での連続ピラニア蹴りは只者じゃないw
文句無し、頭を空っぽにして、壮大な魚退治を楽しめる良作でした。
*作中の語っている後ろからバクリって、ディープ・ブルーのネタだよね。
*ラストの共食い作戦ですけど、あれって最強の一匹が生き残ってたら”2”もありえるね。映画界もネタ不足だから、続編制作の可能性はかなり高いかも・・・。(スパイダーズ2みたいなのは、ゴメンだけどね)
*メガピラニアって、完全な創作ってわけじゃなくて、古代魚でピラニアの祖先が"メガピラニア・パラネンシス"なのね。今作の倍々成長ほどじゃないけど、成魚で1mってかなり大きい。
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