B級映画って言うなw
再見して語る映画館
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
魚系モンスター映画。
今度は雷魚が、水で陸でと喰いまくり。
留まる事を知らない食欲は、どこまで喰い尽くすのか!
物語は・・・
仕掛けカゴ漁を収穫する男、今日もせっせとボートで働いていると、浮きブイが異様な動きを・・・。掴んだ途端に河へ引きずり込まれ、何かに襲われて血の海に消えます・・・
噛みキズのある女性の死体を検分する検死官のサム。鈍器で殴られた後で豚の血を塗りつけ、河の生き物に死体を喰わせようという凶悪な犯罪。さらに詳しく調べようとしたサムに、オトリーの沼地で噛み千切られた死体があがったので、そちらに向かって欲しいと要請が・・・余所者を嫌う土地柄なのでサムが適任だ、と言われ渋々向かうことになる。
問題の男の死体の身元はジョン・クランプトン、死後48時間は経過しており、保安官はワニだと報告したが、傷口の噛み後がワニとは思えない、とサムも同意した。
早速、沼地の奥の死体発見現場へ野生生物学者のメアリーとボートで向かう。河に浮かんだ喰いちぎられたワニの死体を見つけ、その傷痕の凄まじさに驚く。途中で漁をしていたエルマーの案内で、沼地の奥の3軒の水上ハウスに到着。ベトナム戦役の元軍人リカルド、ジョンの未亡人グロリア、若いヒッピー風のローランドとボビー。
まず、未亡人のグロリアを尋ねた2人は、そこで娘のイライザと彼氏のダンに会う。グロリアは、呪術者であり「嵐と共に船が来て災いが始まった、私の力で守れるのは狭い範囲だけ、そこを出るなと言ったのに・・・」と語る。イライザの話では、ボートが来てから魚が減ったのは事実らしい。グロリアは、護符をサムに渡すと、あんたが守って、と言う。
2人は、エルマーの案内で、問題のボートへ。沼地の奥で座礁していたボートは、3ヶ月前に漂着したらしい。中を調べた2人は、何気なく機械のスイッチを入れるが、反応が無いと移動する。船倉には悪臭が立ちこめ、死体が散乱していた。外に出たメアリーは悪臭のため沼へ嘔吐し、そこで巨大なウロコを発見する。ボートに乗り移るとき、エルマーが沼に落ち、何か巨大な生き物に引きずられ消えた。
座礁船の機械から電波が発信され、アントンはボートの位置を特定し、ジェフという男に連絡する。
エルマーの件をボートハウスの住人に伝えた2人だったが、半信半疑のうえ、ダンには「馬鹿馬鹿しい」と吐き捨てられる。
船着場に到着したアントンは、そこで狩りの準備をしているジェフとベンに合流し、ホバーボートで座礁船のポイントへと向かう。
明朝に、町へ連絡することにして、グロリアの家で夕食を御馳走になる二人。そこでサムの出身がオトリであり、イライザの昔の片思いの相手だったことが分り、今彼のダンは面白く無さそう。
テラスで風にあたっていたローランドは、水中に何かいるのに気づき、ライトで照らして覗き込む。一瞬でローランドの首は噛み千切られ、ボビーはパニック状態。騒ぎを聞きつけた全員が外に出ると、ボビーは皆のそばに行こうとしてはしけ代わりのボートに飛び移るが、そのまま水中から引きずられてしまう。ボートは巨大な魚影に転覆させられ、放り出されたボビーは、あと少しというところで、巨大な魚に食いつかれてしまう。→
モーターボートもボートも動くものは全て襲われ、脱出の手段を失った皆は絶望的な気分になる。
ボビーのハウスボートが動くかもしれないと思いついたサムは、隣へ移動するために、カゴを運搬するロープを利用することを思いつく。イライザが志願して、ロープをゆっくりと進む。途中でロープが切れたが、サムの援護射撃のお陰もあり、どうにかボートハウスに到着する。
戦友のジョンの敵討ちを決めていたリカルドは、敵の襲撃に備えて武器を装備し、単身で怪魚に挑む。
鎖を水面に叩きつけ誘き寄せると、ハウスに躍り上がってきた怪魚に足を噛まれながらも、腕を突っ込んでライフルを発射。脳天を吹き飛ばして、ついに怪魚を仕留めることに成功する。
復讐のために巨大な怪魚を解体すると、その心臓を抉り出し、バーベキューにして「ジョーン、仇は討ったぞー」と叫んで被りつく。
次の瞬間、沼面から飛びついた別の怪魚が、リカルドに被りつき絶命させる。
奴らは一匹では無かったのだ。サラは、陸上でも呼吸できる雷魚ではないか、と言うが、グロリアは「あれは、怪物だよ」、と言い小屋へ入る。
一方、座礁船に辿り付いたアントンとジェフたちは、獲物が逃げ出しているのを確認し、狩りを始める。
ローランドとボビーのボートハウスに到着したイライザは、怪魚の血で汚れた服を洗い流すが、それを察知した怪魚に襲われる。必死で屋上へと登ったイライザだったが、足を負傷してしまう。
「助かる方法はあるわ、まずリカルドの家に移って・・・」と言いかけたメアリーは、転がったバーベキューの火で暴発したライフル弾を顔面に受けて絶命する。
更に着火したガスボンベが宙を舞い、ボートハウスの中へ・・・爆発したボートハウスから、イライザは吹き飛ばされ沼の中へ落ちる。助けに行ったサムは、イライザを抱きかかえて小屋へ戻るが、怪魚の注意を引きつけたグロリアは下半身を喰いちぎられ絶命する。
屋上に逃れたサムとイライザ、そしてダンだったが、怪魚はボートハウスを沈めに掛かり、意を決したサムはリカルドの小屋へ武器を探しに向かう。照明弾を手に入れたが、ボートハウスは確実に沈んでおり、3人は絶体絶命・・・。
そこへアントンら4人が騒ぎを聞きつけてやってきたが、ホバーボートを襲われ、操舵手は怪魚に飛ばされホバーでミンチに。アントン、ジェフ、ベンの3人はボートハウスにたどり着く。
状況を聞いたジェフは、あれが遺伝子操作した雷魚だと説明し、狩りの獲物として作らせたものだ、と。イカレてる!と叫ぶサムだったが、ジェフは聞き流す。
緊張感の漂う状況の中で、アントンが「全員で飛び込んでボートへ向かう、全員が襲われることは無いだろう」と笑う。だが、次の瞬間、アントンはジャンプしてきた怪魚に噛まれ沼中へ落下。発砲しながら後を追い、沼へ飛び込むジェフ。ベンとサムの照明弾で怪魚の攻撃を逸らせた隙に、ジェフはホバーボートに到着。
ジェフの指示に従うことを条件に、サム、イライザ、ダンも同乗する。
夜が明け、怪魚を追うジェフたちは、血の跡を辿り目星を付ける。ジェフとベンは、サムを前に行かせ、沼の茂みを進む。
怪魚は射ち込まれた麻酔弾も効いておらず、ベンは襲われ水中に消える。サムは、付き合いきれないと茂みから脱出しホバーボートに辿り着く。ついに怖気づいたジェフも、茂みから出て助けを求めるが、あっという間に怪魚に襲われ喰われてしまう→
イライザが直結でエンジンを掛けたホバーボートで逃げ出す3人。だが、巨大な怪魚は、尚も執拗に追ってくる。
怪魚の体当たりで沼地に落ちるダン。
サムは、ホバーのカバーを外し、イライザと共に沼へ飛び込む。
そこへ飛びついた巨大怪魚は、ミキサーに掛けられたミンチのように、四散してようやく死ぬ。→
ジェフが作らせた遺伝子操作の化け物は3匹。
これで、全てを退治した2人は、飛び散った怪魚の肉片の中で、笑いあいキスを交わすのだった。
ダンを探さなきゃ、というイライザの言葉に「きっと、無事さ」と答え、2人は下流へ向けて泳いでいくのだった・・・・・・。
一方、沼地に落ちたダンは、ようやく意識を取り戻していた。
泥まみれの姿に文句を言いながら、一息吐いていると、小さな魚が寄ってくる。
「は~い、おチビちゃん」とおどけるのも束の間、わらわらと寄ってきたおチビちゃんの顔は、あの怪魚!「わぁぁぁぁぁ・・・」 END
はい、遺伝子操作の落とし子系モンスター怪魚映画でした。
遺伝子操作までした理由が、一生に一度の狩りのため、というのもアホというか、いっちゃってますね。この辺の変質狂っぷりを、もう少し描いても面白かったかも。
物語は単純で分りやすく、死体の数も充分、怪魚のCGや模型も頑張ってる方でしょ、些か大仰なタイトルですがハッタリとしては正解、この手の作品としては良の部類に入るかと。(ラスト笑ったし)
監督は「スポーン」のマーク・AZ・ディッペ。さすがに画面作りは上手く、手堅い作品になってます。
適度に視聴者の意表を突く手法で、ヒロイン交代の意外性やラストも含めて楽しませてくれます。
モンスター映画の定番として、2に続くかのような終り方をしてますが、本人にその気は無いようで、テンプレとしてのラストに若干のブラックジョークを込めて映画を〆た感じです。
*雷魚・・・私の田舎の池にも生息していた。映画のものより体型は細身で、鯉釣りに行くとたまにコイツが釣れ、気持ちが悪いので糸ごと切って捨てた思い出がある。
今度は雷魚が、水で陸でと喰いまくり。
留まる事を知らない食欲は、どこまで喰い尽くすのか!
物語は・・・
仕掛けカゴ漁を収穫する男、今日もせっせとボートで働いていると、浮きブイが異様な動きを・・・。掴んだ途端に河へ引きずり込まれ、何かに襲われて血の海に消えます・・・
噛みキズのある女性の死体を検分する検死官のサム。鈍器で殴られた後で豚の血を塗りつけ、河の生き物に死体を喰わせようという凶悪な犯罪。さらに詳しく調べようとしたサムに、オトリーの沼地で噛み千切られた死体があがったので、そちらに向かって欲しいと要請が・・・余所者を嫌う土地柄なのでサムが適任だ、と言われ渋々向かうことになる。
問題の男の死体の身元はジョン・クランプトン、死後48時間は経過しており、保安官はワニだと報告したが、傷口の噛み後がワニとは思えない、とサムも同意した。
早速、沼地の奥の死体発見現場へ野生生物学者のメアリーとボートで向かう。河に浮かんだ喰いちぎられたワニの死体を見つけ、その傷痕の凄まじさに驚く。途中で漁をしていたエルマーの案内で、沼地の奥の3軒の水上ハウスに到着。ベトナム戦役の元軍人リカルド、ジョンの未亡人グロリア、若いヒッピー風のローランドとボビー。
まず、未亡人のグロリアを尋ねた2人は、そこで娘のイライザと彼氏のダンに会う。グロリアは、呪術者であり「嵐と共に船が来て災いが始まった、私の力で守れるのは狭い範囲だけ、そこを出るなと言ったのに・・・」と語る。イライザの話では、ボートが来てから魚が減ったのは事実らしい。グロリアは、護符をサムに渡すと、あんたが守って、と言う。
2人は、エルマーの案内で、問題のボートへ。沼地の奥で座礁していたボートは、3ヶ月前に漂着したらしい。中を調べた2人は、何気なく機械のスイッチを入れるが、反応が無いと移動する。船倉には悪臭が立ちこめ、死体が散乱していた。外に出たメアリーは悪臭のため沼へ嘔吐し、そこで巨大なウロコを発見する。ボートに乗り移るとき、エルマーが沼に落ち、何か巨大な生き物に引きずられ消えた。
座礁船の機械から電波が発信され、アントンはボートの位置を特定し、ジェフという男に連絡する。
エルマーの件をボートハウスの住人に伝えた2人だったが、半信半疑のうえ、ダンには「馬鹿馬鹿しい」と吐き捨てられる。
船着場に到着したアントンは、そこで狩りの準備をしているジェフとベンに合流し、ホバーボートで座礁船のポイントへと向かう。
明朝に、町へ連絡することにして、グロリアの家で夕食を御馳走になる二人。そこでサムの出身がオトリであり、イライザの昔の片思いの相手だったことが分り、今彼のダンは面白く無さそう。
テラスで風にあたっていたローランドは、水中に何かいるのに気づき、ライトで照らして覗き込む。一瞬でローランドの首は噛み千切られ、ボビーはパニック状態。騒ぎを聞きつけた全員が外に出ると、ボビーは皆のそばに行こうとしてはしけ代わりのボートに飛び移るが、そのまま水中から引きずられてしまう。ボートは巨大な魚影に転覆させられ、放り出されたボビーは、あと少しというところで、巨大な魚に食いつかれてしまう。→
モーターボートもボートも動くものは全て襲われ、脱出の手段を失った皆は絶望的な気分になる。
ボビーのハウスボートが動くかもしれないと思いついたサムは、隣へ移動するために、カゴを運搬するロープを利用することを思いつく。イライザが志願して、ロープをゆっくりと進む。途中でロープが切れたが、サムの援護射撃のお陰もあり、どうにかボートハウスに到着する。
戦友のジョンの敵討ちを決めていたリカルドは、敵の襲撃に備えて武器を装備し、単身で怪魚に挑む。
鎖を水面に叩きつけ誘き寄せると、ハウスに躍り上がってきた怪魚に足を噛まれながらも、腕を突っ込んでライフルを発射。脳天を吹き飛ばして、ついに怪魚を仕留めることに成功する。
復讐のために巨大な怪魚を解体すると、その心臓を抉り出し、バーベキューにして「ジョーン、仇は討ったぞー」と叫んで被りつく。
次の瞬間、沼面から飛びついた別の怪魚が、リカルドに被りつき絶命させる。
奴らは一匹では無かったのだ。サラは、陸上でも呼吸できる雷魚ではないか、と言うが、グロリアは「あれは、怪物だよ」、と言い小屋へ入る。
一方、座礁船に辿り付いたアントンとジェフたちは、獲物が逃げ出しているのを確認し、狩りを始める。
ローランドとボビーのボートハウスに到着したイライザは、怪魚の血で汚れた服を洗い流すが、それを察知した怪魚に襲われる。必死で屋上へと登ったイライザだったが、足を負傷してしまう。
「助かる方法はあるわ、まずリカルドの家に移って・・・」と言いかけたメアリーは、転がったバーベキューの火で暴発したライフル弾を顔面に受けて絶命する。
更に着火したガスボンベが宙を舞い、ボートハウスの中へ・・・爆発したボートハウスから、イライザは吹き飛ばされ沼の中へ落ちる。助けに行ったサムは、イライザを抱きかかえて小屋へ戻るが、怪魚の注意を引きつけたグロリアは下半身を喰いちぎられ絶命する。
屋上に逃れたサムとイライザ、そしてダンだったが、怪魚はボートハウスを沈めに掛かり、意を決したサムはリカルドの小屋へ武器を探しに向かう。照明弾を手に入れたが、ボートハウスは確実に沈んでおり、3人は絶体絶命・・・。
そこへアントンら4人が騒ぎを聞きつけてやってきたが、ホバーボートを襲われ、操舵手は怪魚に飛ばされホバーでミンチに。アントン、ジェフ、ベンの3人はボートハウスにたどり着く。
状況を聞いたジェフは、あれが遺伝子操作した雷魚だと説明し、狩りの獲物として作らせたものだ、と。イカレてる!と叫ぶサムだったが、ジェフは聞き流す。
緊張感の漂う状況の中で、アントンが「全員で飛び込んでボートへ向かう、全員が襲われることは無いだろう」と笑う。だが、次の瞬間、アントンはジャンプしてきた怪魚に噛まれ沼中へ落下。発砲しながら後を追い、沼へ飛び込むジェフ。ベンとサムの照明弾で怪魚の攻撃を逸らせた隙に、ジェフはホバーボートに到着。
ジェフの指示に従うことを条件に、サム、イライザ、ダンも同乗する。
夜が明け、怪魚を追うジェフたちは、血の跡を辿り目星を付ける。ジェフとベンは、サムを前に行かせ、沼の茂みを進む。
怪魚は射ち込まれた麻酔弾も効いておらず、ベンは襲われ水中に消える。サムは、付き合いきれないと茂みから脱出しホバーボートに辿り着く。ついに怖気づいたジェフも、茂みから出て助けを求めるが、あっという間に怪魚に襲われ喰われてしまう→
イライザが直結でエンジンを掛けたホバーボートで逃げ出す3人。だが、巨大な怪魚は、尚も執拗に追ってくる。
怪魚の体当たりで沼地に落ちるダン。
サムは、ホバーのカバーを外し、イライザと共に沼へ飛び込む。
そこへ飛びついた巨大怪魚は、ミキサーに掛けられたミンチのように、四散してようやく死ぬ。→
ジェフが作らせた遺伝子操作の化け物は3匹。
これで、全てを退治した2人は、飛び散った怪魚の肉片の中で、笑いあいキスを交わすのだった。
ダンを探さなきゃ、というイライザの言葉に「きっと、無事さ」と答え、2人は下流へ向けて泳いでいくのだった・・・・・・。
一方、沼地に落ちたダンは、ようやく意識を取り戻していた。
泥まみれの姿に文句を言いながら、一息吐いていると、小さな魚が寄ってくる。
「は~い、おチビちゃん」とおどけるのも束の間、わらわらと寄ってきたおチビちゃんの顔は、あの怪魚!「わぁぁぁぁぁ・・・」 END
はい、遺伝子操作の落とし子系モンスター怪魚映画でした。
遺伝子操作までした理由が、一生に一度の狩りのため、というのもアホというか、いっちゃってますね。この辺の変質狂っぷりを、もう少し描いても面白かったかも。
物語は単純で分りやすく、死体の数も充分、怪魚のCGや模型も頑張ってる方でしょ、些か大仰なタイトルですがハッタリとしては正解、この手の作品としては良の部類に入るかと。(ラスト笑ったし)
監督は「スポーン」のマーク・AZ・ディッペ。さすがに画面作りは上手く、手堅い作品になってます。
適度に視聴者の意表を突く手法で、ヒロイン交代の意外性やラストも含めて楽しませてくれます。
モンスター映画の定番として、2に続くかのような終り方をしてますが、本人にその気は無いようで、テンプレとしてのラストに若干のブラックジョークを込めて映画を〆た感じです。
*雷魚・・・私の田舎の池にも生息していた。映画のものより体型は細身で、鯉釣りに行くとたまにコイツが釣れ、気持ちが悪いので糸ごと切って捨てた思い出がある。
PR
この記事にコメントする