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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:ZOMBIE37cd8b603.jpeg
監督:ルチオ・フルチ


引き続き”サンゲリア2”でありZOMBIE”3”です。
あ~、ややこしいw

サンゲリアの興行が比較的うまくいったようで、まだまだ撮るぜぇ~とばかりに2の制作に入ったフルチ爺さん。
当然のようにロメロ(と、いうかアルジェント)との差別化、更なるゴア度UPのために一捻りしたのでしょう。

しかし、さぁ撮るぞ、という段になってフルチ爺さんが急病になったそうな。
そこでヴィンセント・ドーン(後にヘル・オブ・ザ・リビングデッドというダメ映画を監督)という贋作揃いのマカロニ映画界でも更にその下を這う地蟲のような男が撮ったという。

もしかして幾つかのシーンの草案はフルチが用意していたのかもしませんが、この男が全てをちぐはぐに撮ったものだから、さぁ大変。


物語は・・・
バタリアンのトライオキシン245=デス・ワンに置き換え、更に最初のゾンビを焼却した灰で鳥がゾンビ化、そしてまた人へと感染し、元気一杯に走り回り武器を振り回す汚らしいゾンビが誕生しました・・・

妙に疾走感のある映像だなぁ、と思っていたら早回しだったり、幾多のビックリシーン(さほど驚きは無い)が脈絡無く続いたり、肝心のゴアも薄味に感じるほどダメな作品になりましたとさ。

う~ん、何と言うか蝋人形館とか、遊園地のオバケ屋敷にでも入ったような、その程度の怖さ。
すでにフルチの爺さんも、地蟲のヴィンセントも故人になり、こういう変な映画も観れないかと思うと少し残念な気はしますけど。合掌ナムナム・・・

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