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B級映画って言うなw 再見して語る映画館
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原題:ZOMBIE2sungeria.jpg
監督:ルチオ・フルチ


さて、ロメロゾンビが正統派(?)なら、こちらは同じ設定ながらゴア度を極限まで追及した映画。
ただ、便乗すべく急いで作った感があり、随所に粗が目立つのも特徴である。
400年も土に還ってない死体とか、ゾンビが徘徊する下で車が普通に走ってたり・・・
ゴアを撮りてぇんだ、こまけぇことはいいんだよ!とフルチの旦那に怒鳴られそうだがw

恐らくはそう言い放つ権利が、ゴア職人フルチにはある。
本作でもゾンビなんだから腐ってるし、虫も湧くだろう、と嫌悪感全開のゾンビ像を作り上げた。
そして有名な眼球串刺しシーン、まだ若かりし頃の私は初見で「痛たたたたたた・・・」と声を出した。
一部で無意味なシーンと切り捨てられている「サメVSゾンビ」のドリームマッチ(ナイトメアマッチというか)も意図的にか偶然か、水中でありながらゾンビの口から水泡が出ていない!?
こんなところに拘るフルチじゃないし、恐らくは偶然なのだろうが、観ていて面白いと感心した。
アルバトロス配給の映画なら「凶悪キラーシャーク VS ゾンビ軍団」とか言って一本映画をでっちあげかねないアイデアだ。

原題が、なんで勝手に「ゾンビ2」なのかはアルジェントとフルチに喧嘩させとくとして、これ単体で観た場合、ゾンビ映画としての質は決して悪くない、と私は思う。
ゴア万歳w

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