B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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プレデター・シリーズの第さ・・・じゃなくて、2006年制作のSLAYERです。アルバトロスも、かなり舐めた真似してくれますが、本家が2010年に『プレデターズ』のタイトルで公開されたので、レンタル店等で類似タイトルの犠牲者は飛躍的に増加するでしょう。
ある意味、注意力を試されてるとも言えますが、このジャケ絵は・・・訴えたら高額で勝てるんじゃね?というレベル。まぁ、こっちが先なんですけどね、発売。
では、サクッと初見してみしょうか(ま、間違えてなんかないんだからね、これが観たかったんだから・・・;)
物語は・・・
何処ぞのジャングルを進む一隊・・・。黒人のグリーブスが混血女は堪らねぇ、とか言ってますが、確かに混血が進むほど美しい人間が生まれる率は上がります。とか、言ってる内に開けた場所に出た一行は、首を噛み千切られた死体を発見。
ジャングルの中にしては、モルタル造りの建物という村で、無数の噛まれた死体を発見し、奇声を上げながら襲ってくる怪人集団に襲われます。広い場所に撤退し、円陣銃撃で撃退する兵士達。しかし、銃で倒した怪人が起き上がり、ホーク隊長は木の枝に刺された死体だけが甦らないことに気づきます。何か、手頃な棒がそこら中に落ちているので、手際よく全滅できました・・・。
*開始8分で、もう脱力感が襲ってきたよ、手強そうな作品だじぇい・・・。
半年後、カリフォルニア州サンディエゴ・・・軍の基地に出勤したホーク大尉は、受付嬢に花をプレゼントし、自分が離婚しているという設定を話します。そこに、泡を食って話しかけてきたのは、半年前に同行したアレックスです。基地のクソ生意気なジェシカ大佐に呼ばれたホーク大尉は、半年前に殲滅した怪物が、また発生しているので行ってくれ、という命令を伝える。すでに、グリーブスの隊はアグアカリエンテ(ペルー)に先発しているが、怪物が村を襲い、連絡も途絶えがち、しかも元妻のローリーが現地から10kmの地点で昆虫の調査に行っているとのこと。(どうでもいいが、ここで交わされる地名の位置関係はデタラメすぎてイライラする)
ここまで条件が揃えば断るわけが無いホークは、部下を連れて一路南米のアグアカリエンテに飛ぶ。
一方、ジャングルで昆虫採集に勤しんでいるローリーは、ガイドの勧めでメンドーサ(アルゼンチン)の町へ向う。その途上で、目印のために生物分解する腐った卵の味がするリボンを着け、トイレに行ってる間に、若い男に年配の男が捕まっていた。青年は、男の胸に木の杭を突きつけて何事か喚くが、トイレから戻ったローリーがボケたふりをして近づき、元夫仕込みの見事な体術で青年を倒す。
先発中のグリーブスの隊は、町で老婆を襲った怪物と交戦していた。怪物は、十字架を恐れず、3階から飛び降りても平気、隊員を襲って首に噛み付き血を飲む。
一匹は半年前にも一緒だったレイスとのチームプレイで倒したが、曲芸師の双子が老婆を奪い、屋上で引き千切って笑いながら血を啜る・・・。
その夜、バーで老婆を襲ったコンビが、元は曲芸師だったと聞かされる。現地の言い伝えでヴァンパイアは昔からおり、十字架や日光は布教のための方便で、倒すには木の杭か首を斬りおとすしかないと教えられる。そこに、付近の町を回ってヴァンパイア狩りをしている3兄弟が現れるが、気軽に話しかけたレイスが、すでに襲われていた3人に噛まれる。曲芸師や他のヴァンパイアも乱入し、隊はグリーブスと兵士一人が捕虜になり、他は全滅させられる。
洞窟のヴァンパイアの巣に囚われたグリーブスと兵士。最強を誇るヴァンパイアと対面したグリーブスは、屈強な肉体を持つ仲間を得るために噛んである、と言われる。生き残るために、ヴァンパイアとの戦いを強いられたグリーブスは、自称最強のヴァンパイアを倒す。すぐにドラキュリナ(女吸血鬼)に噛まれたグリーブスは、バケツの血を呑み、部下に襲いかかる。
夜までにメンドーサに着けなかったローリー一行は、ジャングルで野宿をしていた。助けられた年配の男は、改めてローリーに感謝の言葉を述べ、町でホテルを経営しているから着いたら泊まって欲しいと言う。何故、襲われたのかと聞かれた男は、あの青年は、自分と同じ村に住んでいるが、最近祖母を亡くして精神を病んでいたのだと説明する。ガイドが、あの青年はヴァンパイアの話をしていたと言うと、男はローリーが怖がると思って言わなかったが、あの青年はジャングルにヴァンパイアがいると信じていたと話す。ヴァンパイアなんているわけないわ、と笑うローリー。だが、ガイドは皆信じており、古くはインカ文明やマヤ文明に影響を与えたと話す。
最強のヴァンパイアを倒し、自らもヴァンパイアと化したグリーブスは、部下のスターキングスもヴァンパイアにし、作戦を立てて村人を襲っていた。吸血の味に酔いしれるグリーブスは、軍人の経験とヴァンパイアの不死性を備えた最悪のリーダーになっていたのだ。組織的に動き、銃を使うヴァンパイア軍団は、飛躍的に襲撃範囲を広げていた・・・。
現地入りしたホーク隊は、お喋りなアレックスを含めても、かなりの少数。野宿の後と特製のリボンを見たホーク大尉は、ローリーが近いことを知り、全員にキャンプを命じる。その夜、淫夢を楽しむアレックスが煩くて眠れなかったホークは、ヴァンパイアの襲撃に気づき、ドラキュリナに発砲する。すぐに無数のヴァンパイアと乱戦になった隊は、混乱で3名の死者を出したが、ヴァンパイアの群れを撤退させることに成功する。
倒したヴァンパイアのペンダントが金だと気づいたホークに、それはインカ文明の装飾だと説明するアレックス。
ローリーに追いつくためにルートを川下りに変更したホーク隊は、船長の案内で川沿いの交換所により、そこでスターキングスの認識票を見つける。ちょっとしたトラブルはあったが、認識票を入手し、聞いた話によるとヴァンパイアは村々を全滅させているという。翌朝、船で移動していると、岸から無数の遺体を川に投げ込んでいるのを見かけ、船長はあれは葬式だと言う。遺族に話を聞き、遺体を見たホークは、ヴァンパイア達が罠を仕掛け、銃も使っていることを知る。
更に、船で移動中に網に引っ掛かったヴァンパイアの襲撃で一人噛み殺され、よく見るとグリーブスの隊員だった。
町に着いたローリーは、男のホテル”アグア・カリエンテ”に招待され、調査でジャングルに入るのは注意した方がいい、と忠告を受ける。ハビエル(男)は、ヴァンパイアの存在を信じており、ヴァンパイアの祖先は不死の泉の水を飲み永遠の命を得た。だが、血を呑み続けなければ不死を維持できず、噛まれた者は感染してヴァンパイアの仲間になる、と説明する。
アグア・カリエンテの前にチューバサ族の村に寄ったホーク隊は、デカい黒人の兵士に父親を殺された少年と出会う。サトウキビ農園の主アンリは、黒人の大男が率いるヴァンパイアと兵士に、従業員のほとんどが殺されたと言う。以前は退治できたが、今では軍隊のように組織化されていると語る。
電話でローリーと連絡が取れたホークは、安全を確認すると、明日ホテルで合流しようと告げる。半信半疑のローリーだったが、部屋でドラキュリナに襲われ、そこをアンリに救われる。ハビエルは古代の言葉を使い(一応、英語で繰り返すw)、建物から出るように命じると、娘が失礼をして申し訳ないと言う。
ハビエルは、ヴァンパイアの王で、グリーブスをヴァンパイアを組織化する任務に就け、洞窟に棲むヴァンパイアを解放しようとしていた。軟禁状態にされたローリーは、そこでヴァンパイア達の生活を見、ドラキュリナ娘のエストリアには威嚇される。
船で捕獲したヴァンパイア兵士を囮にして、グリーブス達を誘き出したホークは、昔の親友に銃を向ける。どうしようもなかった、と言うグリーブスは、ヴァンパイア化した力でホークを圧倒する。一緒にヴァンパイアになろうと誘うグリーブスに、あくまで抵抗するホーク。ドラキュリナの超音波を聞いて油断したグリーブスに斬り付け、その場は逃げ出したホークだったが、外の兵士はアレックスを残して全滅していた。
引き上げるヴァンパイア軍を尾行して、アジトを突き止めてくる、というアレックス。
その場で気を失ったホークは、ベットで目覚め、そこでジェシカ大佐に救われたことを知る。ジェシカ大佐は、ガイドの話からローリーとホテルの主が行方不明だと言う。一昼夜気を失っていたホークは、すぐに助けに行くと叫ぶが、ジェシカ大佐に居場所が分らないでしょ、と窘められる。そこに尾行から戻ったアレックスが、ヴァンパイアのアジトを見つけたと報告する(いいタイミングだな、おい)。
ヴァンパイア軍に撤退を命じたのはハビエルで、ホークを殺さずに仲間にしたいと考えていた。曲芸師の双子は、アレックスが尾行していたことを知っており、ここにホークを誘い出す作戦だったのだ。
そうとは知らず一隊を率いて侵入したホークは、待ち構えていたヴァンパイア軍団との激闘の中で、ブリーグスとの一騎打ちに挑む。
ヴァンパイア化したブリーグスを倒すために、ホークが放ったアッパーが首の斬り傷を広げ、大量の血を噴出す。
「殺しな」
と、ドラキュリナに槍を投げ与えられたが、親友にトドメを刺すことに躊躇するホーク。連れて帰って病院で治療すれば、と言うホークに、
「無駄だ、生きて帰れるのは、俺かお前のどちらか一人だ・・・相棒」
後ろから迫るブリーグスを、背を向けたまま槍で貫くホーク「・・・そうだな」。
二人の戦いが終ると、拍手と共にハビエル・ホアキン・モントヤ・バスケスが現れる。コロンブスの時代から生き続けるヴァンパイアの王は、娘のエストリアを最強の男に捧げる貢物だと言う。グリーブスを一族を統率し縄張りを広げるための犬だった、と言い捨て、ローリーを連れて来させる。
ローリーは、ヴァンパイアは野生動物を食べて生きてきたが、人間が生態環境を破壊し、ジャングルを荒らしたので、外の世界へ出るしかなかった、と説明する。
傲慢なハビエルは、ホークにエストリアを与え一族を繁栄させ、ローリーを自分の物にして邪魔になれば殺す、と言う。申し出を断るホークに、力で分らせるだけだ、と言うと肉体を変身させ始めた。
あっという間に化け物になったハビエルは、ホークを追い詰める。
その側では、ローリーとエストリアの戦いがあり、槍でエストリアは絶命する。
エストリアの死に気を取られた隙に、ホークは洞窟の天井を銃撃し、鍾乳石を落下させる・・・。 何か偉そうにしてたヴァンパイアの王は、実にあっけなく串刺しになり、トドメにホークに首を斬られた。
定番のキスを交わす元夫婦。
ホーク、ローリー、アレックスは生き残り、洞窟の入り口にはジェシカ大佐が来ていた。ジェシカ大佐は、二個小隊を率いてきたが、ホークが自分で助け出す、と飛び込んで行ったそうな。万一のために、待機していたが、ヴァンパイア達が逃げ出してきたので、ホークの作戦が正しかったわけね、と後ろに居たヴァンパイアを撃ち殺して微笑む。軽口を叩きながら、3人は歩き去り、一番怖いのは大佐ということで・・・・・・END
邦題を付けた奴に、一生全部の指がささくれになって治らない呪いを贈ります。
まぁ、邦題を無かった事にすれば、TVMの予算と制作期間ですから、これでも頑張った方だと思います。
南米の距離感とか、主人公の行動にかなり疑問を感じる点とか、再婚させるためなら兵士の死も厭わない大佐とか、もう突っ込み所も満載ですが、とりあえずあっけない王の死も含めて、安いから不味いという事で納得しときましょ。
今後、統率を欠いた野良ヴァンパイアが、南米のあちこちに出没しそうなので、私は行きません。
脚本も特殊技術もカット割も目茶苦茶ですが、アクションシーンが適度に入るので(カンフーは、もう古いけどね)どうにか最後まで観れると思いますよ。
間違っても、プレデターのイメージで鑑賞しなければ、ですけど。
*マチェーテでもマッチョでも無い頃のダニーさん。
本物のプレデターズでは、最怖の殺し屋クッチーロとしてプレデター相手に大活躍。本当に漫画みたいな映画でしたが、A級予算なので、うちで取り上げるかは気分次第ということで・・・。
*南米=吸血生物・・・こんなイメージがアメリカ人やメキシコ人にはあるんでしょうね。チュパカブラや血吸い蝙蝠(チスイコウモリ)など、実在・フィクション織り交ぜて、伝説や迷信の濃い地域ですから。
ある意味、注意力を試されてるとも言えますが、このジャケ絵は・・・訴えたら高額で勝てるんじゃね?というレベル。まぁ、こっちが先なんですけどね、発売。
では、サクッと初見してみしょうか(ま、間違えてなんかないんだからね、これが観たかったんだから・・・;)
物語は・・・
何処ぞのジャングルを進む一隊・・・。黒人のグリーブスが混血女は堪らねぇ、とか言ってますが、確かに混血が進むほど美しい人間が生まれる率は上がります。とか、言ってる内に開けた場所に出た一行は、首を噛み千切られた死体を発見。
ジャングルの中にしては、モルタル造りの建物という村で、無数の噛まれた死体を発見し、奇声を上げながら襲ってくる怪人集団に襲われます。広い場所に撤退し、円陣銃撃で撃退する兵士達。しかし、銃で倒した怪人が起き上がり、ホーク隊長は木の枝に刺された死体だけが甦らないことに気づきます。何か、手頃な棒がそこら中に落ちているので、手際よく全滅できました・・・。
*開始8分で、もう脱力感が襲ってきたよ、手強そうな作品だじぇい・・・。
半年後、カリフォルニア州サンディエゴ・・・軍の基地に出勤したホーク大尉は、受付嬢に花をプレゼントし、自分が離婚しているという設定を話します。そこに、泡を食って話しかけてきたのは、半年前に同行したアレックスです。基地のクソ生意気なジェシカ大佐に呼ばれたホーク大尉は、半年前に殲滅した怪物が、また発生しているので行ってくれ、という命令を伝える。すでに、グリーブスの隊はアグアカリエンテ(ペルー)に先発しているが、怪物が村を襲い、連絡も途絶えがち、しかも元妻のローリーが現地から10kmの地点で昆虫の調査に行っているとのこと。(どうでもいいが、ここで交わされる地名の位置関係はデタラメすぎてイライラする)
ここまで条件が揃えば断るわけが無いホークは、部下を連れて一路南米のアグアカリエンテに飛ぶ。
一方、ジャングルで昆虫採集に勤しんでいるローリーは、ガイドの勧めでメンドーサ(アルゼンチン)の町へ向う。その途上で、目印のために生物分解する腐った卵の味がするリボンを着け、トイレに行ってる間に、若い男に年配の男が捕まっていた。青年は、男の胸に木の杭を突きつけて何事か喚くが、トイレから戻ったローリーがボケたふりをして近づき、元夫仕込みの見事な体術で青年を倒す。
先発中のグリーブスの隊は、町で老婆を襲った怪物と交戦していた。怪物は、十字架を恐れず、3階から飛び降りても平気、隊員を襲って首に噛み付き血を飲む。
一匹は半年前にも一緒だったレイスとのチームプレイで倒したが、曲芸師の双子が老婆を奪い、屋上で引き千切って笑いながら血を啜る・・・。
その夜、バーで老婆を襲ったコンビが、元は曲芸師だったと聞かされる。現地の言い伝えでヴァンパイアは昔からおり、十字架や日光は布教のための方便で、倒すには木の杭か首を斬りおとすしかないと教えられる。そこに、付近の町を回ってヴァンパイア狩りをしている3兄弟が現れるが、気軽に話しかけたレイスが、すでに襲われていた3人に噛まれる。曲芸師や他のヴァンパイアも乱入し、隊はグリーブスと兵士一人が捕虜になり、他は全滅させられる。
洞窟のヴァンパイアの巣に囚われたグリーブスと兵士。最強を誇るヴァンパイアと対面したグリーブスは、屈強な肉体を持つ仲間を得るために噛んである、と言われる。生き残るために、ヴァンパイアとの戦いを強いられたグリーブスは、自称最強のヴァンパイアを倒す。すぐにドラキュリナ(女吸血鬼)に噛まれたグリーブスは、バケツの血を呑み、部下に襲いかかる。
夜までにメンドーサに着けなかったローリー一行は、ジャングルで野宿をしていた。助けられた年配の男は、改めてローリーに感謝の言葉を述べ、町でホテルを経営しているから着いたら泊まって欲しいと言う。何故、襲われたのかと聞かれた男は、あの青年は、自分と同じ村に住んでいるが、最近祖母を亡くして精神を病んでいたのだと説明する。ガイドが、あの青年はヴァンパイアの話をしていたと言うと、男はローリーが怖がると思って言わなかったが、あの青年はジャングルにヴァンパイアがいると信じていたと話す。ヴァンパイアなんているわけないわ、と笑うローリー。だが、ガイドは皆信じており、古くはインカ文明やマヤ文明に影響を与えたと話す。
最強のヴァンパイアを倒し、自らもヴァンパイアと化したグリーブスは、部下のスターキングスもヴァンパイアにし、作戦を立てて村人を襲っていた。吸血の味に酔いしれるグリーブスは、軍人の経験とヴァンパイアの不死性を備えた最悪のリーダーになっていたのだ。組織的に動き、銃を使うヴァンパイア軍団は、飛躍的に襲撃範囲を広げていた・・・。
現地入りしたホーク隊は、お喋りなアレックスを含めても、かなりの少数。野宿の後と特製のリボンを見たホーク大尉は、ローリーが近いことを知り、全員にキャンプを命じる。その夜、淫夢を楽しむアレックスが煩くて眠れなかったホークは、ヴァンパイアの襲撃に気づき、ドラキュリナに発砲する。すぐに無数のヴァンパイアと乱戦になった隊は、混乱で3名の死者を出したが、ヴァンパイアの群れを撤退させることに成功する。
倒したヴァンパイアのペンダントが金だと気づいたホークに、それはインカ文明の装飾だと説明するアレックス。
ローリーに追いつくためにルートを川下りに変更したホーク隊は、船長の案内で川沿いの交換所により、そこでスターキングスの認識票を見つける。ちょっとしたトラブルはあったが、認識票を入手し、聞いた話によるとヴァンパイアは村々を全滅させているという。翌朝、船で移動していると、岸から無数の遺体を川に投げ込んでいるのを見かけ、船長はあれは葬式だと言う。遺族に話を聞き、遺体を見たホークは、ヴァンパイア達が罠を仕掛け、銃も使っていることを知る。
更に、船で移動中に網に引っ掛かったヴァンパイアの襲撃で一人噛み殺され、よく見るとグリーブスの隊員だった。
町に着いたローリーは、男のホテル”アグア・カリエンテ”に招待され、調査でジャングルに入るのは注意した方がいい、と忠告を受ける。ハビエル(男)は、ヴァンパイアの存在を信じており、ヴァンパイアの祖先は不死の泉の水を飲み永遠の命を得た。だが、血を呑み続けなければ不死を維持できず、噛まれた者は感染してヴァンパイアの仲間になる、と説明する。
アグア・カリエンテの前にチューバサ族の村に寄ったホーク隊は、デカい黒人の兵士に父親を殺された少年と出会う。サトウキビ農園の主アンリは、黒人の大男が率いるヴァンパイアと兵士に、従業員のほとんどが殺されたと言う。以前は退治できたが、今では軍隊のように組織化されていると語る。
電話でローリーと連絡が取れたホークは、安全を確認すると、明日ホテルで合流しようと告げる。半信半疑のローリーだったが、部屋でドラキュリナに襲われ、そこをアンリに救われる。ハビエルは古代の言葉を使い(一応、英語で繰り返すw)、建物から出るように命じると、娘が失礼をして申し訳ないと言う。
ハビエルは、ヴァンパイアの王で、グリーブスをヴァンパイアを組織化する任務に就け、洞窟に棲むヴァンパイアを解放しようとしていた。軟禁状態にされたローリーは、そこでヴァンパイア達の生活を見、ドラキュリナ娘のエストリアには威嚇される。
船で捕獲したヴァンパイア兵士を囮にして、グリーブス達を誘き出したホークは、昔の親友に銃を向ける。どうしようもなかった、と言うグリーブスは、ヴァンパイア化した力でホークを圧倒する。一緒にヴァンパイアになろうと誘うグリーブスに、あくまで抵抗するホーク。ドラキュリナの超音波を聞いて油断したグリーブスに斬り付け、その場は逃げ出したホークだったが、外の兵士はアレックスを残して全滅していた。
引き上げるヴァンパイア軍を尾行して、アジトを突き止めてくる、というアレックス。
その場で気を失ったホークは、ベットで目覚め、そこでジェシカ大佐に救われたことを知る。ジェシカ大佐は、ガイドの話からローリーとホテルの主が行方不明だと言う。一昼夜気を失っていたホークは、すぐに助けに行くと叫ぶが、ジェシカ大佐に居場所が分らないでしょ、と窘められる。そこに尾行から戻ったアレックスが、ヴァンパイアのアジトを見つけたと報告する(いいタイミングだな、おい)。
ヴァンパイア軍に撤退を命じたのはハビエルで、ホークを殺さずに仲間にしたいと考えていた。曲芸師の双子は、アレックスが尾行していたことを知っており、ここにホークを誘い出す作戦だったのだ。
そうとは知らず一隊を率いて侵入したホークは、待ち構えていたヴァンパイア軍団との激闘の中で、ブリーグスとの一騎打ちに挑む。
ヴァンパイア化したブリーグスを倒すために、ホークが放ったアッパーが首の斬り傷を広げ、大量の血を噴出す。
「殺しな」
と、ドラキュリナに槍を投げ与えられたが、親友にトドメを刺すことに躊躇するホーク。連れて帰って病院で治療すれば、と言うホークに、
「無駄だ、生きて帰れるのは、俺かお前のどちらか一人だ・・・相棒」
後ろから迫るブリーグスを、背を向けたまま槍で貫くホーク「・・・そうだな」。
二人の戦いが終ると、拍手と共にハビエル・ホアキン・モントヤ・バスケスが現れる。コロンブスの時代から生き続けるヴァンパイアの王は、娘のエストリアを最強の男に捧げる貢物だと言う。グリーブスを一族を統率し縄張りを広げるための犬だった、と言い捨て、ローリーを連れて来させる。
ローリーは、ヴァンパイアは野生動物を食べて生きてきたが、人間が生態環境を破壊し、ジャングルを荒らしたので、外の世界へ出るしかなかった、と説明する。
傲慢なハビエルは、ホークにエストリアを与え一族を繁栄させ、ローリーを自分の物にして邪魔になれば殺す、と言う。申し出を断るホークに、力で分らせるだけだ、と言うと肉体を変身させ始めた。
あっという間に化け物になったハビエルは、ホークを追い詰める。
その側では、ローリーとエストリアの戦いがあり、槍でエストリアは絶命する。
エストリアの死に気を取られた隙に、ホークは洞窟の天井を銃撃し、鍾乳石を落下させる・・・。 何か偉そうにしてたヴァンパイアの王は、実にあっけなく串刺しになり、トドメにホークに首を斬られた。
定番のキスを交わす元夫婦。
ホーク、ローリー、アレックスは生き残り、洞窟の入り口にはジェシカ大佐が来ていた。ジェシカ大佐は、二個小隊を率いてきたが、ホークが自分で助け出す、と飛び込んで行ったそうな。万一のために、待機していたが、ヴァンパイア達が逃げ出してきたので、ホークの作戦が正しかったわけね、と後ろに居たヴァンパイアを撃ち殺して微笑む。軽口を叩きながら、3人は歩き去り、一番怖いのは大佐ということで・・・・・・END
邦題を付けた奴に、一生全部の指がささくれになって治らない呪いを贈ります。
まぁ、邦題を無かった事にすれば、TVMの予算と制作期間ですから、これでも頑張った方だと思います。
南米の距離感とか、主人公の行動にかなり疑問を感じる点とか、再婚させるためなら兵士の死も厭わない大佐とか、もう突っ込み所も満載ですが、とりあえずあっけない王の死も含めて、安いから不味いという事で納得しときましょ。
今後、統率を欠いた野良ヴァンパイアが、南米のあちこちに出没しそうなので、私は行きません。
脚本も特殊技術もカット割も目茶苦茶ですが、アクションシーンが適度に入るので(カンフーは、もう古いけどね)どうにか最後まで観れると思いますよ。
間違っても、プレデターのイメージで鑑賞しなければ、ですけど。
*マチェーテでもマッチョでも無い頃のダニーさん。
本物のプレデターズでは、最怖の殺し屋クッチーロとしてプレデター相手に大活躍。本当に漫画みたいな映画でしたが、A級予算なので、うちで取り上げるかは気分次第ということで・・・。
*南米=吸血生物・・・こんなイメージがアメリカ人やメキシコ人にはあるんでしょうね。チュパカブラや血吸い蝙蝠(チスイコウモリ)など、実在・フィクション織り交ぜて、伝説や迷信の濃い地域ですから。
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