B級映画って言うなw
再見して語る映画館
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この監督は、こんなんばっかり撮ってる人で、うちのレビューだと『スネークヘッド・テラー』とか。
TVMとDVDスルー専門のある意味うちのサイトに相応しい監督さん。
TVタレントのミシャ・コリンズを迎えて、堂々のB級SFディザスター作品の登場です。
物語は・・・
2012年人類滅亡説を絡めて、「未知の世界を信じる者たちにお届けします。知られざる想像を超えた世界、私たちはその真実を確かめるため・・・ここに集う」。
*痺れますね、この入り方。
異様に新しい古代文字の石版とメッキのアンクが合体し、英国ソールズベリーのストーンヘンジが鳴動を始めた。観光客がパニックを起こす中、回転移動を始めた巨石群は、中央の石版に閃光を集約させ始める。次の瞬間、眩しい光が放たれ、観光客は消滅した・・・。
ジェイコブ・グレイザー博士のラジオ放送『真実の話』は、ちょっとアレな内容だが、リスナーから次々とストーンヘンジの異変について電話が入る。強力な電磁波を観測していたジェイコブは、ネットで遺跡周辺が封鎖されていることを知ると、友人のジョセフとコンタクトを取る。このジョセフは、冒頭で石版にアンクを合体させた張本人。謎めいた言葉を残して、ジェイコブとの協力を拒むジョセフ。
軍に閉鎖された地域では、リーズ博士とジョン博士が異常な電波障害の原因を調べていた。観光客は7人とも灰になったそうで、原因は特定できず。電波物理学者のマール博士は、電波の発信源は遺跡の地下で、作られた波長であると断言する。地球物理学者のデヴィッド博士は、遺跡のスキャン映像で、ストーンヘンジの祭壇の石内部で電磁場が映っているという。
現地に到着したジェイコブは、夜を待って遺跡に近づき、写真を撮りまくり、レコーダーにレポートを録音する。電磁流速計で反応を調べながら、うろちょろし始めるジェイコブ。調査を行っていたリーズ博士は、祭壇の石の内部に電磁場を発見。その時、周波数が100Ghzになり、再びストーンヘンジが移動を開始した。200GHzを超えた巨石は放電を開始し、中央の祭壇石から強力な電磁波が放たれる。電磁波は、調査施設やトラックを破壊したが、今度は誰も死なない。
その頃、メキシコ・ユカタン半島のククルカンのピラミッドが変形し、マグマを噴出す。宇宙からも見えるほどの大爆発が起こり、原爆1,000個分のエネルギーが地下へ流れているという。(さよなら、世界遺産)
現実主義者のジョン博士は、現実的な原因の究明を指示する。
まだ、うろちょろしていたジェイコブは、遺跡の側で変色した塊を見つけ、ようやく兵士に捕獲される。
米国メイン州・・・地下10,000FEET(約3,000m)では、ジョセフが『太陽の部屋』が見つかれば、我々は救われると助手に話していた。
調査隊は、遺跡の側の土壌で好熱菌の一種を発見する。
連行されたジェイコブは「全ての市民には真実を知る権利がある!」と、よくアレな人が言うセリフを叫び、俺は科学者だから協力できる、と言うが「失せろ!」と監禁される。
マール博士は、遺跡から出ている電磁波の強弱から、これがカウントダウンであり、残り37時間であることを突き止める。
ジェイコブの所持品から、地球のエネルギー網の地図を見たリーズ博士は関心を持つ。ジェイコブは最年少で天体物理学の賞を得た天才だったが、宇宙人がどうとか言い出して科学者として黙殺されていた。
リーズ博士は、ジェイコブから地球の両極から発生した電磁カレントが地殻の下を流れ、各地の集合点で交差すること、古代人にはエネルギー網の知識があり、電磁波が集中する場所メキシコ、エジプト、ストーンヘンジに建物を建てたと聞かされる。更に、メイン州にも発掘されていない遺跡があるはずで、強力な電磁波が噴火を起こし、遺跡の周辺に細菌が発生していること、石の内部の電磁場にも言及した。リーズ博士と視聴者への説明が済んだので、ここで、一旦放置される。
ヘリによるレーダー波の調査が行われるが、周波数に合わせるように電磁波も変化し、ついに発生した放電現象で撃墜されてしまう。
軍のヘリが消されたので、将軍も現地に到着。ジョンが今までの経緯を話すが、各国の首脳の意見を聞いてきた将軍は、遺跡の爆破を実行する。
だが、爆破と同時に強力な磁場が発生し、威力を吹き飛ばしてしまった。
焦った将軍は、すぐに対策を立てられる者はいないのか、と叫び、リーズ博士はジェイコブを推薦する。
米国メイン州の地下遺跡で、『太陽の部屋』に辿り付いたジョセフは、スキャナで古文書と同じ記号を見つけ、『原始の丘』と鍵のヒントを発見する。
ジェイコブは、またネットで『アンティキティラ島の機械』の画像を将軍たちに見せ、画像は自分が撮影した祭壇石内部の電磁場と一致した。これが古代の電磁キーなんだとジェイコブは説明し、装置を造ったのは宇宙に住む祖先だ、と言ったために、また拘束される。
メキシコの爆発から10時間後、今度はインドネシアのジャワ遺跡が変形し、また宇宙から見えるほどの大爆発を起こす。南半球は地震と津波で壊滅状態、死者は数百万人にのぼるとニュースが流れる。
事態を重く見た審議会は、核攻撃も想定していると将軍から聞き、ジョン博士は電波望遠鏡で電磁波を封じる作戦を立てる。
施設から電波が送られるが、遺跡は妨害電波に対抗して、ついにガンマ線になり100レントゲンの放射線を発し、これ以上続ければ原子炉になってしまうので中止。
ジェイコブを信じるリーズ博士は、少佐を説得し、N・Yの考古物財団センターに向う。ジェイコブは、車中で好熱菌を例にとり、異常に聞こえるだろうが、と前置きして、この現象がテラ・フォーミングだと言う。今の環境で人類は生きられるという少佐に、装置に判断は出来ない、生命誕生の仕組みが既存の生命を滅ぼす、と。
N・Yの考古物財団センターにあった『アンティキティラ島の機械』は電流を発し、これが鍵であることを2人は確信する。だが、そこに突然謎の集団から銃撃を受け、少佐の援護で2人は外に出る。リーズ博士を車に隠し、再び現場に向ったジェイコブは、途中で一人を鍵で殴り倒して、少佐の遺体と対面する。
謎の襲撃者は、意外な人物だった。
現れたジョセフは、ジェイコブに鍵を渡すように説得し、シェルターで一緒に天地創造を見ようと誘う。
汚れた世界でも救いたい、というジェイコブを気絶させ、鍵を奪ったジョセフ。
意識を取り戻したジェイコブは、リーズ博士に調査隊にスパイがいると言い、共にジョセフの後を追い、メイン州の遺跡を目指す。
森の中でリーズが肩を撃たれ、ついに対面するジョセフとジェイコブ。かつての友は、お互いに破滅と救済の道を選び、相対する事になってしまった。
言葉では分かり合えず、警官の狙撃で気を逸らされ、掴み合いになる。
結果として、ジョセフはジェイコブに撃たれて死に、鍵を手にした二人は急ぎストーンヘンジに向う。
電話で将軍に核攻撃の中止と、自分達を軍の超音速機で送るように頼むジェイコブ。将軍は、核攻撃は中止しないが、ジェイコブの移動には協力すると約束してくれた。ジェイコブは負傷したリーズに別れを告げると、遺跡へと向う。
ジョンとマール、デヴィッドは遺跡に戻ると決め、ジェイコブの最後の賭けのために出来る事を最後までやろうとする。
世界の終わりを前にして、ニュースでは各地の状況を中継し、ストーンヘンジの黙示録から救済の道があることを祈っていると語る。
それを聞いたデヴィッドは鼻で笑い、地球はかつて宇宙の民によって改造されたとジョセフは言ったが、その予言は正しかった、と言う。
デヴィッドは、ジョセフに共感したスパイで、ジョンとマールに銃を向け、この手でジェイコブ・ブレーザーを殺すと不気味な笑みを浮かべた。
残り時間は11分・・・核攻撃のために戦闘機は飛び立ち、世界の滅びを前にしてデヴィッドは2人を撃つ。
ジェイコブを入り口で待ち構えていたデヴィッドだったが、腹を撃たれていたジョンが、死力を尽くして危険を知らせる。ジェイコブは逃げ出したが、怒ったデヴィッドにジョンは蜂の巣にされて絶命した。
デヴィッドの執拗な追跡をジェイコブが交わしながら遺跡に向っている頃、遺跡に近づいた戦闘機は電磁波で攻撃不能に陥っていた。手動に切り替え、再アプローチを開始する戦闘機。
一方、デヴィッドに銃撃され負傷しながら、遺跡に辿り付いたジェイコブ。
残り時間は10秒・・・、ミサイルは投下され、鍵を奪われたジェイコブは、デヴィッドの頭上に飛来するミサイルを見た。
道を誤り月に宇宙人がいると言い出した、と笑うデヴィッド・・・
「俺が見たのは、ロボットの頭だ!」
正に最後の力で、デヴィッドの腕ごと祭壇石に鍵を押し込むジェイコブ。
解き放たれたエネルギーは空へと昇り、核ミサイルを蒸発させた。
世界の異常は治まり、復興に向けての日々が始まる・・・。
病院のベッドで新聞を見るリーズ博士の目には・・・
『・・・HIMSELF TO SAVE PLANET?・・・What’s the real story?』
「私たちは、その真実を確かめるため、ここに集う・・・
ケイシー・リーズ博士の真実の話をお送りします・・・」
END
いや、よくTVMの予算で頑張ったな、と。
ミシャ・コリンズの演技も、他人が変人と呼ぼうとも、どこまでも自分の真実を追う主人公を熱演してました。
余り、主人公がヒーローになって死ぬのは好きじゃないんですが、そこはラストシーンへの布石と言う事でOK。
欲を言えば、ヒロインが老けすぎではないか、という気も。
カタストロフな作品に、アクションやサスペンスも盛り込もう、という心意気も伝わりました。
あんまり上手くいってないけど、そこがB級の味かな。
OPとEDのアイデアは良いと思いますよ、主人公は死んだけど意思が伝わったな、という感じ。
邦題ですが、付けた人は一生電波が頭に飛んでくる呪いにしておきましょう。
CSの時ので良かったんじゃね?それか、そのまま直訳でも味が出るしさ。
グランドクロスは何の関係も無いどころか、むしろ初見だといつ宇宙のシーンになるのか、と余計な気が削がれるでしょ。
盛りだくさんの地球滅亡の危機でしたが、肝心の被害はニュースに逃げたな。
TVMの常套手段ですな、破壊シーンは金掛かるし。
代わりに世界遺産が変形するという、二度とお目に掛かれそうに無い絵が観れて笑いました。
*好熱菌・・・読んで字の如し、熱を好む菌類で、古細菌の一種。
*アンティキティラ島の機械・・・オーパーツ。1901年、アンティキティラ島近海の沈没船から発見される。紀元前150-100年に造られた精密な機械。18世紀に発達した時計製作技術の水準に匹敵しており、天文観測用に使われたと思われるが、一部では”古代のアナログ式コンピューター”とまで評価されている。他のオーパーツが捏造や偶然の産物とされている中で、多くの(まともな)研究者からも認められており、その精密さと完成度の高さは驚嘆に値する遺物である。
*ストーンヘンジ・・・英国ソールズベリーにある環状巨大列石。ストーンヘンジは紀元前2500-2000年、周囲の土塁は紀元前3000年以上前に造られていて、古代先史文明の代表的な遺跡。現在のアングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時には、すでに存在しており、宗教的名シンボル説、天文台説、ドルイド教の祭壇、と多数の説はあるが、実際は何も分っていない。地球のリセットボタン説も加えておきましょうw
*地球エネルギー網説・・・中国では龍脈、欧米ではパワースポットと呼ばれる。地殻下を流れるエネルギーが、様々な要因で交差、収束、分散し、あたかも人間の動脈・静脈のように表現される場合が多い。風水学や神秘学者が提唱する運・不運を呼び込む経路として、日本でも根強い信仰者がいる。疑似科学では、地表のどこからでもエネルギー供給が受けられる装置があり、事実上ゼロコストで膨大な電力を得ることが可能、という珍説もある。仮に磁場や電磁波を効率よくエネルギー変換できるのなら、素晴らしい科学の夜明けになるだろうが、当分は夜のままだろう。
TVMとDVDスルー専門のある意味うちのサイトに相応しい監督さん。
TVタレントのミシャ・コリンズを迎えて、堂々のB級SFディザスター作品の登場です。
物語は・・・
2012年人類滅亡説を絡めて、「未知の世界を信じる者たちにお届けします。知られざる想像を超えた世界、私たちはその真実を確かめるため・・・ここに集う」。
*痺れますね、この入り方。
異様に新しい古代文字の石版とメッキのアンクが合体し、英国ソールズベリーのストーンヘンジが鳴動を始めた。観光客がパニックを起こす中、回転移動を始めた巨石群は、中央の石版に閃光を集約させ始める。次の瞬間、眩しい光が放たれ、観光客は消滅した・・・。
ジェイコブ・グレイザー博士のラジオ放送『真実の話』は、ちょっとアレな内容だが、リスナーから次々とストーンヘンジの異変について電話が入る。強力な電磁波を観測していたジェイコブは、ネットで遺跡周辺が封鎖されていることを知ると、友人のジョセフとコンタクトを取る。このジョセフは、冒頭で石版にアンクを合体させた張本人。謎めいた言葉を残して、ジェイコブとの協力を拒むジョセフ。
軍に閉鎖された地域では、リーズ博士とジョン博士が異常な電波障害の原因を調べていた。観光客は7人とも灰になったそうで、原因は特定できず。電波物理学者のマール博士は、電波の発信源は遺跡の地下で、作られた波長であると断言する。地球物理学者のデヴィッド博士は、遺跡のスキャン映像で、ストーンヘンジの祭壇の石内部で電磁場が映っているという。
現地に到着したジェイコブは、夜を待って遺跡に近づき、写真を撮りまくり、レコーダーにレポートを録音する。電磁流速計で反応を調べながら、うろちょろし始めるジェイコブ。調査を行っていたリーズ博士は、祭壇の石の内部に電磁場を発見。その時、周波数が100Ghzになり、再びストーンヘンジが移動を開始した。200GHzを超えた巨石は放電を開始し、中央の祭壇石から強力な電磁波が放たれる。電磁波は、調査施設やトラックを破壊したが、今度は誰も死なない。
その頃、メキシコ・ユカタン半島のククルカンのピラミッドが変形し、マグマを噴出す。宇宙からも見えるほどの大爆発が起こり、原爆1,000個分のエネルギーが地下へ流れているという。(さよなら、世界遺産)
現実主義者のジョン博士は、現実的な原因の究明を指示する。
まだ、うろちょろしていたジェイコブは、遺跡の側で変色した塊を見つけ、ようやく兵士に捕獲される。
米国メイン州・・・地下10,000FEET(約3,000m)では、ジョセフが『太陽の部屋』が見つかれば、我々は救われると助手に話していた。
調査隊は、遺跡の側の土壌で好熱菌の一種を発見する。
連行されたジェイコブは「全ての市民には真実を知る権利がある!」と、よくアレな人が言うセリフを叫び、俺は科学者だから協力できる、と言うが「失せろ!」と監禁される。
マール博士は、遺跡から出ている電磁波の強弱から、これがカウントダウンであり、残り37時間であることを突き止める。
ジェイコブの所持品から、地球のエネルギー網の地図を見たリーズ博士は関心を持つ。ジェイコブは最年少で天体物理学の賞を得た天才だったが、宇宙人がどうとか言い出して科学者として黙殺されていた。
リーズ博士は、ジェイコブから地球の両極から発生した電磁カレントが地殻の下を流れ、各地の集合点で交差すること、古代人にはエネルギー網の知識があり、電磁波が集中する場所メキシコ、エジプト、ストーンヘンジに建物を建てたと聞かされる。更に、メイン州にも発掘されていない遺跡があるはずで、強力な電磁波が噴火を起こし、遺跡の周辺に細菌が発生していること、石の内部の電磁場にも言及した。リーズ博士と視聴者への説明が済んだので、ここで、一旦放置される。
ヘリによるレーダー波の調査が行われるが、周波数に合わせるように電磁波も変化し、ついに発生した放電現象で撃墜されてしまう。
軍のヘリが消されたので、将軍も現地に到着。ジョンが今までの経緯を話すが、各国の首脳の意見を聞いてきた将軍は、遺跡の爆破を実行する。
だが、爆破と同時に強力な磁場が発生し、威力を吹き飛ばしてしまった。
焦った将軍は、すぐに対策を立てられる者はいないのか、と叫び、リーズ博士はジェイコブを推薦する。
米国メイン州の地下遺跡で、『太陽の部屋』に辿り付いたジョセフは、スキャナで古文書と同じ記号を見つけ、『原始の丘』と鍵のヒントを発見する。
ジェイコブは、またネットで『アンティキティラ島の機械』の画像を将軍たちに見せ、画像は自分が撮影した祭壇石内部の電磁場と一致した。これが古代の電磁キーなんだとジェイコブは説明し、装置を造ったのは宇宙に住む祖先だ、と言ったために、また拘束される。
メキシコの爆発から10時間後、今度はインドネシアのジャワ遺跡が変形し、また宇宙から見えるほどの大爆発を起こす。南半球は地震と津波で壊滅状態、死者は数百万人にのぼるとニュースが流れる。
事態を重く見た審議会は、核攻撃も想定していると将軍から聞き、ジョン博士は電波望遠鏡で電磁波を封じる作戦を立てる。
施設から電波が送られるが、遺跡は妨害電波に対抗して、ついにガンマ線になり100レントゲンの放射線を発し、これ以上続ければ原子炉になってしまうので中止。
ジェイコブを信じるリーズ博士は、少佐を説得し、N・Yの考古物財団センターに向う。ジェイコブは、車中で好熱菌を例にとり、異常に聞こえるだろうが、と前置きして、この現象がテラ・フォーミングだと言う。今の環境で人類は生きられるという少佐に、装置に判断は出来ない、生命誕生の仕組みが既存の生命を滅ぼす、と。
N・Yの考古物財団センターにあった『アンティキティラ島の機械』は電流を発し、これが鍵であることを2人は確信する。だが、そこに突然謎の集団から銃撃を受け、少佐の援護で2人は外に出る。リーズ博士を車に隠し、再び現場に向ったジェイコブは、途中で一人を鍵で殴り倒して、少佐の遺体と対面する。
謎の襲撃者は、意外な人物だった。
現れたジョセフは、ジェイコブに鍵を渡すように説得し、シェルターで一緒に天地創造を見ようと誘う。
汚れた世界でも救いたい、というジェイコブを気絶させ、鍵を奪ったジョセフ。
意識を取り戻したジェイコブは、リーズ博士に調査隊にスパイがいると言い、共にジョセフの後を追い、メイン州の遺跡を目指す。
ジェイコブを妄想家とバカにしていたジョンだったが、ジェイコブのデータをコンピューターに重ね、次の10時間目に到達しようとしていた。
コンピューターは、エネルギー網の示す通り、エジプトのギザのピラミッドに向かい、変形した三大ピラミッドはマグマを噴出し爆発する。
北アフリカと中東地域は地震と津波で壊滅状態、エジプトは地中海に呑みこまれました。
ここに至って、ピラミッドのある全地域に避難勧告を出し、ジョンは将軍に核攻撃の許可を具申する。
リーズ博士の報告を聞いたジョンは、ようやくジェイコブの説を信じる気になったが、核攻撃が始まると伝える。それを聞いたジェイコブは、ストーンヘンジは地球のエネルギー網と繋がっているから、地球中に放射能を撒き散らす事になると言う。デビッドに協力を申し出たジェイコブは、鍵を奪還するために重装備の警官と車を手配してくれるように頼む。
電磁流速計を睨みながら、必死の追跡を行う。
ジョセフは、自分が選んだ人間だけを地下のシェルターに移動し、自ら聖域を封印するために『太陽の部屋』に向う。
電磁波の反応を見つけたジェイコブは、その場所へ急ぐが、ジョセフが鍵を設置したために世界のリセットが始まろうとしていた。
地下から浮上したメイン州のピラミッド・・・『原始の丘』の前に立ち尽くすジェイコブたち。
調査施設からの撤退が始まり、各国首脳は核攻撃の判断を下した。
電磁波で封印されていた扉をグレネードで破壊し、重武装の警官3人と中に突入するジェイコブとリーズ。しかし、ピラミッド内には、ジョセフの姿は無く、『太陽の部屋』にも鍵は無かった。
電磁流速計を使い、森の中へとジョセフを追う二人。
エネルギー網の全ての電磁波は、ストーンヘンジに向けて流れ始めた。コンピューターは、エネルギー網の示す通り、エジプトのギザのピラミッドに向かい、変形した三大ピラミッドはマグマを噴出し爆発する。
北アフリカと中東地域は地震と津波で壊滅状態、エジプトは地中海に呑みこまれました。
ここに至って、ピラミッドのある全地域に避難勧告を出し、ジョンは将軍に核攻撃の許可を具申する。
リーズ博士の報告を聞いたジョンは、ようやくジェイコブの説を信じる気になったが、核攻撃が始まると伝える。それを聞いたジェイコブは、ストーンヘンジは地球のエネルギー網と繋がっているから、地球中に放射能を撒き散らす事になると言う。デビッドに協力を申し出たジェイコブは、鍵を奪還するために重装備の警官と車を手配してくれるように頼む。
電磁流速計を睨みながら、必死の追跡を行う。
ジョセフは、自分が選んだ人間だけを地下のシェルターに移動し、自ら聖域を封印するために『太陽の部屋』に向う。
電磁波の反応を見つけたジェイコブは、その場所へ急ぐが、ジョセフが鍵を設置したために世界のリセットが始まろうとしていた。
地下から浮上したメイン州のピラミッド・・・『原始の丘』の前に立ち尽くすジェイコブたち。
調査施設からの撤退が始まり、各国首脳は核攻撃の判断を下した。
電磁波で封印されていた扉をグレネードで破壊し、重武装の警官3人と中に突入するジェイコブとリーズ。しかし、ピラミッド内には、ジョセフの姿は無く、『太陽の部屋』にも鍵は無かった。
電磁流速計を使い、森の中へとジョセフを追う二人。
森の中でリーズが肩を撃たれ、ついに対面するジョセフとジェイコブ。かつての友は、お互いに破滅と救済の道を選び、相対する事になってしまった。
言葉では分かり合えず、警官の狙撃で気を逸らされ、掴み合いになる。
結果として、ジョセフはジェイコブに撃たれて死に、鍵を手にした二人は急ぎストーンヘンジに向う。
電話で将軍に核攻撃の中止と、自分達を軍の超音速機で送るように頼むジェイコブ。将軍は、核攻撃は中止しないが、ジェイコブの移動には協力すると約束してくれた。ジェイコブは負傷したリーズに別れを告げると、遺跡へと向う。
ジョンとマール、デヴィッドは遺跡に戻ると決め、ジェイコブの最後の賭けのために出来る事を最後までやろうとする。
世界の終わりを前にして、ニュースでは各地の状況を中継し、ストーンヘンジの黙示録から救済の道があることを祈っていると語る。
それを聞いたデヴィッドは鼻で笑い、地球はかつて宇宙の民によって改造されたとジョセフは言ったが、その予言は正しかった、と言う。
デヴィッドは、ジョセフに共感したスパイで、ジョンとマールに銃を向け、この手でジェイコブ・ブレーザーを殺すと不気味な笑みを浮かべた。
残り時間は11分・・・核攻撃のために戦闘機は飛び立ち、世界の滅びを前にしてデヴィッドは2人を撃つ。
ジェイコブを入り口で待ち構えていたデヴィッドだったが、腹を撃たれていたジョンが、死力を尽くして危険を知らせる。ジェイコブは逃げ出したが、怒ったデヴィッドにジョンは蜂の巣にされて絶命した。
デヴィッドの執拗な追跡をジェイコブが交わしながら遺跡に向っている頃、遺跡に近づいた戦闘機は電磁波で攻撃不能に陥っていた。手動に切り替え、再アプローチを開始する戦闘機。
一方、デヴィッドに銃撃され負傷しながら、遺跡に辿り付いたジェイコブ。
残り時間は10秒・・・、ミサイルは投下され、鍵を奪われたジェイコブは、デヴィッドの頭上に飛来するミサイルを見た。
道を誤り月に宇宙人がいると言い出した、と笑うデヴィッド・・・
「俺が見たのは、ロボットの頭だ!」
正に最後の力で、デヴィッドの腕ごと祭壇石に鍵を押し込むジェイコブ。
解き放たれたエネルギーは空へと昇り、核ミサイルを蒸発させた。
世界の異常は治まり、復興に向けての日々が始まる・・・。
病院のベッドで新聞を見るリーズ博士の目には・・・
『・・・HIMSELF TO SAVE PLANET?・・・What’s the real story?』
「私たちは、その真実を確かめるため、ここに集う・・・
ケイシー・リーズ博士の真実の話をお送りします・・・」
END
いや、よくTVMの予算で頑張ったな、と。
ミシャ・コリンズの演技も、他人が変人と呼ぼうとも、どこまでも自分の真実を追う主人公を熱演してました。
余り、主人公がヒーローになって死ぬのは好きじゃないんですが、そこはラストシーンへの布石と言う事でOK。
欲を言えば、ヒロインが老けすぎではないか、という気も。
カタストロフな作品に、アクションやサスペンスも盛り込もう、という心意気も伝わりました。
あんまり上手くいってないけど、そこがB級の味かな。
OPとEDのアイデアは良いと思いますよ、主人公は死んだけど意思が伝わったな、という感じ。
邦題ですが、付けた人は一生電波が頭に飛んでくる呪いにしておきましょう。
CSの時ので良かったんじゃね?それか、そのまま直訳でも味が出るしさ。
グランドクロスは何の関係も無いどころか、むしろ初見だといつ宇宙のシーンになるのか、と余計な気が削がれるでしょ。
盛りだくさんの地球滅亡の危機でしたが、肝心の被害はニュースに逃げたな。
TVMの常套手段ですな、破壊シーンは金掛かるし。
代わりに世界遺産が変形するという、二度とお目に掛かれそうに無い絵が観れて笑いました。
*好熱菌・・・読んで字の如し、熱を好む菌類で、古細菌の一種。
*アンティキティラ島の機械・・・オーパーツ。1901年、アンティキティラ島近海の沈没船から発見される。紀元前150-100年に造られた精密な機械。18世紀に発達した時計製作技術の水準に匹敵しており、天文観測用に使われたと思われるが、一部では”古代のアナログ式コンピューター”とまで評価されている。他のオーパーツが捏造や偶然の産物とされている中で、多くの(まともな)研究者からも認められており、その精密さと完成度の高さは驚嘆に値する遺物である。
*ストーンヘンジ・・・英国ソールズベリーにある環状巨大列石。ストーンヘンジは紀元前2500-2000年、周囲の土塁は紀元前3000年以上前に造られていて、古代先史文明の代表的な遺跡。現在のアングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時には、すでに存在しており、宗教的名シンボル説、天文台説、ドルイド教の祭壇、と多数の説はあるが、実際は何も分っていない。地球のリセットボタン説も加えておきましょうw
*地球エネルギー網説・・・中国では龍脈、欧米ではパワースポットと呼ばれる。地殻下を流れるエネルギーが、様々な要因で交差、収束、分散し、あたかも人間の動脈・静脈のように表現される場合が多い。風水学や神秘学者が提唱する運・不運を呼び込む経路として、日本でも根強い信仰者がいる。疑似科学では、地表のどこからでもエネルギー供給が受けられる装置があり、事実上ゼロコストで膨大な電力を得ることが可能、という珍説もある。仮に磁場や電磁波を効率よくエネルギー変換できるのなら、素晴らしい科学の夜明けになるだろうが、当分は夜のままだろう。
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