B級映画って言うなw
再見して語る映画館
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
低予算映画の見本のような監督とキャストを集めて、創立されたアサイラム制作配給会社。
そして、当然のようにゾンビ映画に手を出した作品。
原題は名作『DEAD MAN WALKING』のパクリ。
一風変わった作品になっている本作、それでは視聴してみましょう。
物語は・・・
いきなりゾンビとの激しい銃撃戦でスタート。
無数のゾンビを銃撃したものの、最後の一匹から大量の返り血を浴びた男は、自殺を図るが弾切れ。
そこへなだれ込んできた警官隊に逮捕されてしまう・・・。
ハーウッド最高警備刑務所・・・4人殺害の罪で拘留されたトラビスだったが、咳が止まらず立っているのも辛そうな状態で、医務室へ直行になる。
同期のジョナサン・レディングは、こそ泥だが脱獄の常習犯で、警備が厳重なここに移送されていた。
トラビスの診察にあたったゴーリング医師は良心的に接するが、実験用バイオ毒素に感染しているから触るなと言われる。血や体液から感染し、6時間で発症すると言うトラビスの体には、明らかな異変が起こっていた。涙腺からの出血があり、近づいたゴーリング医師は血の混じった吐瀉物を浴びてしまう。
独房への収監を命じられたトラビスは、移送中に冷やかしの囚人にも吐瀉物を浴びせてしまう。独房に横になったトラビスは、大量の血を吐き続けた。
疾病管理センターのサマンサは、トラビスの調査のためにハーウッド刑務所を訪れる。受付のジェンキンスを通して、マーラ所長に対面するサマンサ。トラビスが独房に監禁されたと聞き、すぐに面会を申し入れる。
一方、独房のトラビスの状態は劇的に悪化し、全身の穴から出血、吐瀉物を撒き散らしながら暴れていた。見かねた看守長が扉を開けるように指示するが、闇雲に掴みかかって来るトラビスをショットガンで射殺してしまう。
トラビスの死体を所見したサマンサは、早急に解剖して調べる必要があると主張する。サマンサの見立てでは、トラビスは数時間前に死亡しており、溢血した足や飛び散った血液の腐敗具合がそれを証明していた。事態を重く見たマーラ所長は、サマンサに真実を話すように強く抗議する。サマンサは、トラビスの供述では射殺した相手は全て何らかの毒素に感染しており、おかしくなっていた、と言う。
与太話だと相手にしない看守長のスウィーニーは、看守の様子を見に行き、3人の囚人が感染していることを知る。
サマンサは、トラビスと一緒に移送されていたジョナサンことジョニーに、トラビスの様子について聞く。トラビスが話した内容は、ゴーリング医師に言った事と同じ。血液・体液を介して感染し、発病までには遺伝子レベルで個人差があるが、確実に死に至り、そして甦る・・・。
トラビスに引っ掛かれた看守のマーカーが死に、再び目を開くとゴーリング医師に噛み付いた。
感染した囚人たちも、食堂で発病し、辺り構わず吐瀉物を吐き散らし、噛み付き始めた。
医務室でゴーリング医師も発症し、スウィーニー看守長はマーラ所長の命令で医師と看守を射殺する。緊急事態と感じたサマンサは、FIMA(連邦非常事態管理局)へ連絡し、マーラ所長は刑務所の18時間の隔離処分を命じられる。たまたま遊びに来ていた自分の息子だけでも外へ逃がそうとするが、それも許されないと知ると隔離作戦を相談するべく所員を集めようとする。
だが、すでに感染は囚人だけでなく看守にも広がり、毒素で正気を失った人間が暴れ始めていた。暴動の鎮圧には慣れていても、刑務所内に面会に来ている一般人や女性も含めて、完全な隔離が出来るのか。
所長は、まず囚人の監禁を行い、地元の警察や州兵に連絡して外部を固め、施設の封鎖を行った。
独房に移送されるジョニーは、看守を絞め落とし、銃と鍵束を入手すると、独自のルートで脱出を始める。
感染した終身刑の牧師と話していたサマンサは、自分に出来る事をするために脱出を決意する。
看守長のスウィーニーは、全看守に発砲許可を与え、無事な者は制御室に集まるように、と指示する。スウィーニー自身も自分が発症したら撃ち殺せ、とジェンキンスに命令し、覚悟を決めて戦いに望む。
それぞれの思惑で動き始めた刑務所内では、サマンサとジョニーが合流し、暴徒と化した囚人は隔離シャッターを開く。
地獄が溢れたかのように狂気の奔流と化した囚人たち、それを迎え撃つ看守たち・・・。 刑務所内では、各所で地獄のような光景が起こっていた。腹を割かれる看守、面会に来ていた親娘や女も発症した囚人や看守に喰い殺されていく・・・。
マーラ所長も、命がけで守ろうとした息子のキースが発症し、無残にも我が子に襲われて絶命する。
一緒に協力して逃げていたサマンサとジョニーだったが、背後から襲われたジョニーが噛まれてしまう。
置いていく気は無い、と言うサマンサに、発症したら撃ってくれ、と銃を手渡す。
その後、ジョニーはサマンサを逃がすために、感染者を押さえ込み、犠牲になって食い止め死ぬ。
看守たちも、弾が尽き、気力も尽き、もう逃れられない死に、抵抗する力も無かった。
ジョニーの犠牲で先へ進んだサマンサの前に、発症したスウィーニーが現れる。
獣のような唸り声を上げ、こちらに向ってくるスウィーニーに
「ここで死ぬわけにはいかないの」
と叫ぶと、ショットガンで頭を吹き飛ばす。
更に出口に近づいたサマンサの前に、面会に来ていた家族が発症して現れる・・・。
母親、男の子、女の子・・・、だが、サマンサの決断は前に進むこと。
3人を次々と射殺すると、サマンサは、ようやく重い扉から外へと出た。
外には、ジェンキンスが生き残っていた。怪我をしていたが、まだ発症はしていないジェンキンスは、混乱する頭で正門の方向を教える。
だが、次の瞬間、ジェンキンスも感染者に襲われ、サマンサが発砲した時には、首に致命傷を負っていた。殺してくれ、と乞うジェンキンスに苦しみながら引き金を引くサマンサ・・・。
正門へと走るサマンサを狙うスコープサイト・・・。
空にはヘリが舞い、サマンサは声を限りに叫んでいたが、狙撃手にとっては、ただの17体目の獲物に過ぎなかった・・・。
刑務所内では、発症したジョニーが唸り声を上げていた・・・・・・END
これ、今回は(も)グロ画像が多いな~と思うでしょう。
信じられないでしょうが、これでもグロ度低め、数も最低数に抑えたんですよ。
重要な場面のゴアシーンだけを抜粋して、これ。
なにしろ、感染が始まりだした中盤からラストまで、ゴアシーンしか無いんですよ。
医務室で牧師(終身刑)さんが自殺するんですが、その銃声をゴングに、ひたすら喰うか撃たれるかの世界。
有名な俳優は使ってませんし、舞台も刑務所内だけ、相当に安くあげておいて、残りの予算は全て人体破壊シーンに使い切った感じ。
中身の無いゴア映画(オラフとかね)のファンを自称する私でも、これはさすがにイカんでしょ、と思った。
まず、モラルの欠片も無い被害者虐殺シーン。囚人と看守ぐらいなら良いんですが、女も子供も家族も皆殺しですよ。下手に良く撮れてるもんだから、余計に陰湿さが増すという。
途中で、こりゃヒロインも死ぬな、と思ってたら、案の定全滅ENDでした。
アサイラムと言えば、エログロを売り物にしてるB級予算OVM製作会社ですから、訴えられても好きで観ておいて文句を言うな、という姿勢の会社なんですけど。
同社の他作品と比べても、今作のレベルは突き抜けている、としか言いようが無い。
う~ん、これを面白いと言っていいものか、ゴアシーンだけはお腹一杯で食傷気味になるほどですが、それを除いたら何も残らないというのは、作品としてどうなのかなw
コアなゴアマニアの方にはお勧めですが、一般人に毛の生えた程度の人には、ちょっと紹介できない作品でした。
*アサイラム・・・パクリ上等、俳優も監督も使いまわし、旬なネタには喰らいつき、短期間で安く撮って売るがモットーの製作会社。B級マニアは要チェックだが、そんな私でも苦笑いしか浮かばない作品を出してくる。アルバトロスが微笑ましいバカなら、アサイラムは確信犯的な詐欺である。
そして、当然のようにゾンビ映画に手を出した作品。
原題は名作『DEAD MAN WALKING』のパクリ。
一風変わった作品になっている本作、それでは視聴してみましょう。
物語は・・・
いきなりゾンビとの激しい銃撃戦でスタート。
無数のゾンビを銃撃したものの、最後の一匹から大量の返り血を浴びた男は、自殺を図るが弾切れ。
そこへなだれ込んできた警官隊に逮捕されてしまう・・・。
ハーウッド最高警備刑務所・・・4人殺害の罪で拘留されたトラビスだったが、咳が止まらず立っているのも辛そうな状態で、医務室へ直行になる。
同期のジョナサン・レディングは、こそ泥だが脱獄の常習犯で、警備が厳重なここに移送されていた。
トラビスの診察にあたったゴーリング医師は良心的に接するが、実験用バイオ毒素に感染しているから触るなと言われる。血や体液から感染し、6時間で発症すると言うトラビスの体には、明らかな異変が起こっていた。涙腺からの出血があり、近づいたゴーリング医師は血の混じった吐瀉物を浴びてしまう。
独房への収監を命じられたトラビスは、移送中に冷やかしの囚人にも吐瀉物を浴びせてしまう。独房に横になったトラビスは、大量の血を吐き続けた。
疾病管理センターのサマンサは、トラビスの調査のためにハーウッド刑務所を訪れる。受付のジェンキンスを通して、マーラ所長に対面するサマンサ。トラビスが独房に監禁されたと聞き、すぐに面会を申し入れる。
一方、独房のトラビスの状態は劇的に悪化し、全身の穴から出血、吐瀉物を撒き散らしながら暴れていた。見かねた看守長が扉を開けるように指示するが、闇雲に掴みかかって来るトラビスをショットガンで射殺してしまう。
トラビスの死体を所見したサマンサは、早急に解剖して調べる必要があると主張する。サマンサの見立てでは、トラビスは数時間前に死亡しており、溢血した足や飛び散った血液の腐敗具合がそれを証明していた。事態を重く見たマーラ所長は、サマンサに真実を話すように強く抗議する。サマンサは、トラビスの供述では射殺した相手は全て何らかの毒素に感染しており、おかしくなっていた、と言う。
与太話だと相手にしない看守長のスウィーニーは、看守の様子を見に行き、3人の囚人が感染していることを知る。
サマンサは、トラビスと一緒に移送されていたジョナサンことジョニーに、トラビスの様子について聞く。トラビスが話した内容は、ゴーリング医師に言った事と同じ。血液・体液を介して感染し、発病までには遺伝子レベルで個人差があるが、確実に死に至り、そして甦る・・・。
トラビスに引っ掛かれた看守のマーカーが死に、再び目を開くとゴーリング医師に噛み付いた。
感染した囚人たちも、食堂で発病し、辺り構わず吐瀉物を吐き散らし、噛み付き始めた。
医務室でゴーリング医師も発症し、スウィーニー看守長はマーラ所長の命令で医師と看守を射殺する。緊急事態と感じたサマンサは、FIMA(連邦非常事態管理局)へ連絡し、マーラ所長は刑務所の18時間の隔離処分を命じられる。たまたま遊びに来ていた自分の息子だけでも外へ逃がそうとするが、それも許されないと知ると隔離作戦を相談するべく所員を集めようとする。
だが、すでに感染は囚人だけでなく看守にも広がり、毒素で正気を失った人間が暴れ始めていた。暴動の鎮圧には慣れていても、刑務所内に面会に来ている一般人や女性も含めて、完全な隔離が出来るのか。
所長は、まず囚人の監禁を行い、地元の警察や州兵に連絡して外部を固め、施設の封鎖を行った。
独房に移送されるジョニーは、看守を絞め落とし、銃と鍵束を入手すると、独自のルートで脱出を始める。
感染した終身刑の牧師と話していたサマンサは、自分に出来る事をするために脱出を決意する。
看守長のスウィーニーは、全看守に発砲許可を与え、無事な者は制御室に集まるように、と指示する。スウィーニー自身も自分が発症したら撃ち殺せ、とジェンキンスに命令し、覚悟を決めて戦いに望む。
それぞれの思惑で動き始めた刑務所内では、サマンサとジョニーが合流し、暴徒と化した囚人は隔離シャッターを開く。
地獄が溢れたかのように狂気の奔流と化した囚人たち、それを迎え撃つ看守たち・・・。 刑務所内では、各所で地獄のような光景が起こっていた。腹を割かれる看守、面会に来ていた親娘や女も発症した囚人や看守に喰い殺されていく・・・。
マーラ所長も、命がけで守ろうとした息子のキースが発症し、無残にも我が子に襲われて絶命する。
一緒に協力して逃げていたサマンサとジョニーだったが、背後から襲われたジョニーが噛まれてしまう。
置いていく気は無い、と言うサマンサに、発症したら撃ってくれ、と銃を手渡す。
その後、ジョニーはサマンサを逃がすために、感染者を押さえ込み、犠牲になって食い止め死ぬ。
看守たちも、弾が尽き、気力も尽き、もう逃れられない死に、抵抗する力も無かった。
ジョニーの犠牲で先へ進んだサマンサの前に、発症したスウィーニーが現れる。
獣のような唸り声を上げ、こちらに向ってくるスウィーニーに
「ここで死ぬわけにはいかないの」
と叫ぶと、ショットガンで頭を吹き飛ばす。
更に出口に近づいたサマンサの前に、面会に来ていた家族が発症して現れる・・・。
母親、男の子、女の子・・・、だが、サマンサの決断は前に進むこと。
3人を次々と射殺すると、サマンサは、ようやく重い扉から外へと出た。
外には、ジェンキンスが生き残っていた。怪我をしていたが、まだ発症はしていないジェンキンスは、混乱する頭で正門の方向を教える。
だが、次の瞬間、ジェンキンスも感染者に襲われ、サマンサが発砲した時には、首に致命傷を負っていた。殺してくれ、と乞うジェンキンスに苦しみながら引き金を引くサマンサ・・・。
正門へと走るサマンサを狙うスコープサイト・・・。
空にはヘリが舞い、サマンサは声を限りに叫んでいたが、狙撃手にとっては、ただの17体目の獲物に過ぎなかった・・・。
刑務所内では、発症したジョニーが唸り声を上げていた・・・・・・END
これ、今回は(も)グロ画像が多いな~と思うでしょう。
信じられないでしょうが、これでもグロ度低め、数も最低数に抑えたんですよ。
重要な場面のゴアシーンだけを抜粋して、これ。
なにしろ、感染が始まりだした中盤からラストまで、ゴアシーンしか無いんですよ。
医務室で牧師(終身刑)さんが自殺するんですが、その銃声をゴングに、ひたすら喰うか撃たれるかの世界。
有名な俳優は使ってませんし、舞台も刑務所内だけ、相当に安くあげておいて、残りの予算は全て人体破壊シーンに使い切った感じ。
中身の無いゴア映画(オラフとかね)のファンを自称する私でも、これはさすがにイカんでしょ、と思った。
まず、モラルの欠片も無い被害者虐殺シーン。囚人と看守ぐらいなら良いんですが、女も子供も家族も皆殺しですよ。下手に良く撮れてるもんだから、余計に陰湿さが増すという。
途中で、こりゃヒロインも死ぬな、と思ってたら、案の定全滅ENDでした。
アサイラムと言えば、エログロを売り物にしてるB級予算OVM製作会社ですから、訴えられても好きで観ておいて文句を言うな、という姿勢の会社なんですけど。
同社の他作品と比べても、今作のレベルは突き抜けている、としか言いようが無い。
う~ん、これを面白いと言っていいものか、ゴアシーンだけはお腹一杯で食傷気味になるほどですが、それを除いたら何も残らないというのは、作品としてどうなのかなw
コアなゴアマニアの方にはお勧めですが、一般人に毛の生えた程度の人には、ちょっと紹介できない作品でした。
*アサイラム・・・パクリ上等、俳優も監督も使いまわし、旬なネタには喰らいつき、短期間で安く撮って売るがモットーの製作会社。B級マニアは要チェックだが、そんな私でも苦笑いしか浮かばない作品を出してくる。アルバトロスが微笑ましいバカなら、アサイラムは確信犯的な詐欺である。
PR
この記事にコメントする